Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

経営者の勉強時間

しばらく前に買った、文藝春秋の記事『経営トップ19人「私の勉強時間」』を読んだ。なんだかんだ言っても、偉い方たち(ホリエモン含む)ばかりなので含蓄のある言葉が多かった。
かなりの人に共通する事項を抜粋してみる。

さらには、「経営者に必要なのはジャッジの回数」(日本電産社長)、「お伺い体質が身に付いてしまうと、判断力を鈍らせるばかりか、無責任体制の温床にもなる」(花王会長)という厳しい声は耳に痛い。以前読んだ湯浅健二『サッカー監督という仕事』でも盛んに書かれていたように、これからは(もう既に?)、経営者ではなくても「個人事業主」としての資質が問われる時代なのだから、小さなことから「判断」を避けないように意識していこう。
さて、読書の話題が多く、これから読む本に加える本も探しながら見ていたが、複数の人が挙げている本に、佐藤一斎『言志四録』があった。江戸後期の儒学者の著書で明治維新の志士の愛読書だというが、古語みたいなので、さすがにこれは読めなさそうだ。一応、読めそうな本としては以下の通り。

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という風にグダグダ書きましたが、この記事でもっとも目を引いたのは、日本マクドナルドCEOの原田永幸氏の以下の部分。

自宅には完全防音のドラムセットがあって、・・・(略)・・・実は会社にも置いてある。バンドではプロのミュージシャンとも共演しますし、妻(シンガーソングライターの谷村有美さん)と知り合ったのもライブがきっかけです。

(゜O゜ ;)?!!谷村有美??
谷村有美が、そんな人(現マクドナルドCEO、前・アップルコンピュータ社長)と結婚していたのは知りませんでした。
「パレード」と聞けば、山下達郎でも曽我部恵一でもなく、コーネリアス(ラブ・パレード)でもディズニーランド(エレクトリカルパレード)でもなく吉田修一(小説)でもなく、真っ先に谷村有美の「パレード・パレード」を思い出す僕としては、結構驚き。久しぶりに聴き返したくなりました。

*1:無難すぎて不満だ。一人くらい『まんが道』が愛読書という人がいてもいい。