Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

みちのくの杜湖畔公園


陽太にはがっかりした。
今日は、GW時に家族連れで芋を洗うような賑わいを見せるとの評判を聞いていた、みちのくの杜湖畔公園に足を伸ばした。
一歳を過ぎ、伝い歩きの速度も日々速くなり、そろそろ立って歩けるようになるかもしれない。*1いつもは家の中で使っている「くるま」*2を持って芝生の広場にいざ向かう。
チューリップ祭りだったが桜もまだまだ見頃の芝生で、車を押して歩かせる。家では進んでもすぐに壁にぶつかってしまうが、これだけ広ければ動き回れて楽しいのだろう。順調に車を押しながら歩き始めた。
しかし、一旦転んでハイハイをしようと手をついた瞬間、陽太の表情が変わる。
おもむろに、手を芝生から離して座り込む陽太。芝生のついた手をじっと見つめる陽太。
(それはまるで、松田優作演ずるジーパン刑事のラストシーンのよう・・・)
どうも芝生のチクチクが痛いのがお気に召さなかったようで、それ以降は近くにあったボールが座り込んだ場所から離れれば、(室内なら間違いなく追うはずなのに)ハイハイはせずに見送るばかり。「痛かったかな〜」と優しい声をかけながらも、僕の心の中の月影先生はこう言ってました。
芝生のチクチクも我慢できないのですか?!これから、成長していく中で、大道具や衣装をめちゃめちゃに壊されたり、自分以外の団員をトラックで連れ出されたり*3、台本がすり替えられたり*4、おやつのパイにガラスを入れられたり、マストに宙吊りにされたり*5、といった様々な世間の荒波に立ち向かわなければならないのに、そんなに弱いのでは困ります。明日からは厳しく行きます。
いや、ホントは今まで通りなんですけどね。

*1:僕は、「クララが立った〜!」をやりたかったのかもしれない。

*2:跨ることも可能だが、背後に取っ手があり、手押し車として使用することが多い。

*3:ひどい。http://web.archive.org/web/20030416000908/www.hakusensha.co.jp/garasu/arasuzi2.html

*4:これもひどい。http://web.archive.org/web/20030416001641/www.hakusensha.co.jp/garasu/arasuzi3.html

*5:マヤがどんな苛めを受けていたかうろ覚えだったので調べましたが、随分すごいですね・・・。http://web.archive.org/web/20030205142959/www.hakusensha.co.jp/garasu/arasuzi5.html