テレビブロスに美内すずえのインタビュー記事が掲載されていた。本人の写真を見てびっくりしたのだが、想像よりも随分若い。1951年生まれで、現在54歳。長期に渡る連続物ということですぐに連想するのが栗本薫*1だが、彼女は51歳ということで、美内すずえは、それより3歳上になるが、そういう風にはとても見えない。
現在の年齢はさておき、『ガラスの仮面』連載開始時は24歳。今の自分より6つも下。考えてみれば、漫画家は皆、若くして活躍する人が多いよなあ・・・と思い、ジャンプ世代*2の自分としては、あの頃熱中していた週刊少年ジャンプ連載作品は、何歳の頃の作者が書いていたのか、と思い、確認してみました。
検索すると、（予想はしていましたが）何だかすごいページ*3が見つかったので、今から20年前の1985年の中から、表紙に見覚えがあり、全掲載漫画タイトルに見覚えのある7号を確認しました。
好きな作家をいくつかピックアップして、生まれ年を検索し、1985年当時の年齢を確認した。*4
本宮ひろ志 (1947) 38歳
秋本治 (1952) 33歳
車田正美 (1953) 32歳
鳥山明 (1955) 30歳
新沢基栄 (1958) 27歳
徳弘正也 (1959) 26歳
北条司 (1959) 26歳
荒木飛呂彦 (1960) 25歳
高橋陽一 (1960) 25歳
原哲夫 (1961) 24歳
桂正和 (1962) 23歳
ドラゴンボール連載開始時の鳥山明と自分が同い年か・・・やっぱり若い。
中でも一際目を引くのが、原哲夫24歳!!原作が武論尊だとしても24歳で、あの大作を書いていたのか・・・。今の自分（30）とあの頃（10）がラップして微妙な気分。逆に、現在の年齢を考えると、鳥山明（50）、車田正美（52）か。特にオチはないけど、こうして歳を取っていくんだなあ・・。遠い目。
ちなみに、当時、打ち切り常連だったが、陰ながら応援していた黒岩よしひろ*5が、現在は成年漫画を描いている（しかも絵柄も変わっている）ことを知り、栄枯盛衰の厳しさに、やはり遠い目。
*1:1953年生まれで、『グインサーガ』は、1979年（26歳）で連載開始。25年続いて100巻。
*2:団塊ジュニアと読み替えてもらってかまいません。なお、通常は、スラムダンク、ドラゴンボール、聖闘士星矢、幽遊白書あたりの90年代前半をジャンプ「黄金時代」と考えることが多いようです。が、個人的にはキン肉マンのイメージが強いです。おそらくどの世代の人もジャンプに一番熱中できるのは小学校高学年あたりだと思います。なお、発行部数は1995年に653万部を記録したのがピークだといいますが、この頃は自分の中での黄金時代は終わっていました。
*3:思い出の週刊少年ジャンプ。凄すぎる！
*4:ジャンプ作家の誕生日一覧。みんな本当に好きなんですね。ちなみに自分と同い年は、うすた京介。
*5:『サスケ忍伝』『バリオン』など。現在43歳。確か、桂正和のアシスタントからデビューのはずだから、同い年の作家を手伝っていたのか。
