Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

オリジナル・ラヴ11/16発売シングルについて公式HPからの新情報

18日のコメント欄の異様な盛り上がりが通じたのか、本日(9/20)、オフィシャルHPが更新された。*1
これによれば、新作は以下の通り。

 オリジナル・ラウ゛待望のニューシングルは、なんとカヴァー曲!! 
 スタンダードな名曲2曲に田島貴男自身が日本語訳詞をつけた両A面、それにオリジナルの新曲一曲を加えた濃密な内容となっております。
 また「 恋の片道切符」では、大ヒットシングル「めくれたオレンジ」以来約4年ぶりに東京スカパラダイスオーケストラとの共演も実現しております!
 発売は11月16日、ご期待くださいませ!

オリジナル・ラヴ ニューシングル「恋の片道切符/青い鳥」
   2005年11月16日発売/PCCA 02196 ¥1,260(税込)
1.恋の片道切符
  original: One Way Ticket ( To The Blues ) / Neil Sedaka
2.青い鳥
 original: Blue Bird / Leon Russell
3.ピストル・スター (新曲)       

ということで、夏の渋谷でお披露目された新曲「ピストル・スター」がB面扱いで入ることがわかった。パチパチパチ・・・。
ピストル・スターというのは、これまた格好良さ気な曲名で、何となく沢田研二を思い起こさせるような感じだが、実際の意味はこれだろう。

ちなみに、もう少し調べてみると、1997年に発見されたピストルスターよりも明るい星(LBV 1860-20)が2004年に発見されているようなので、少し状況は変わっているが、田島貴男は「宇宙で一番輝いている星」としてピストルスターを曲名に使っているのだろう。

少し調べないと分からない「百科事典的な」曲名の付け方は、田島貴男の特徴で、これまでにも以下のようなものがあった。歌詞も含めれば、変なのはもっとたくさんある。*2

  • ビッグクランチ(宇宙の終焉の一形態。宇宙にある全ての物質と時空は無次元の特異点に収束する、というもの。ビッグバンと対照的に用いられる)→wiki
  • アポトーシス(多細胞生物の体を構成する細胞の死に方の一種・・・理解していません)→wiki
  • 静かの海(月の表面にある月の海の一つで、アポロ11号が着陸した場所)→wiki
  • ホモ・エレクトス(原人。猿人→原人→旧人→新人→現代人という進化を辿るというのが一般的な説のようだが、諸説あるらしい。)

〜〜〜〜〜〜
ところで、新曲の「ピストル・スター」が、今回のシングル3曲目におまけ的にが入るのは、異例中の異例。この理由として、以下のような過程を考えた。

  • 新アルバム制作過程で、まずピストル・スターが出来た。(シングル曲というイメージではなく、アルバム中の一曲というイメージ。)
  • 一方、アルバムの中におまけ的に入れようと始めたカバー曲が膨らんでアルバム一枚に。同時に、新アルバム制作はリセット。
  • その後、新たに決定した次のオリジナル・アルバムの路線に「ピストル・スター」は馴染まず、アルバムには入れられない。当然カバーアルバムにも入れられない。また、シングル曲として作った曲でもない。
  • 仕方なく、シングルのカップリングに。

ということで、次のアルバムの路線はある程度決定していると見た。もう一つの可能性としては、次のオリジナルアルバム発表まで相当時間が空く、というのがあるが、それについては考えない方向で・・・。

*1:ところで、こんなに更新情報(what's new)が見づらいHPも珍しい。前にも怒っている人がいたが、何とかしてほしい。

*2:アルバム『Rainbow Race』あたり以降の特徴でしょうか?そういえばMPっていうのは何でしたっけ?