Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

それでもボクはやってない〜真相はボルシチに

(どうしても我慢できず書いてしまいました。)
今回の一連の事件、「露鵬」と聞いてはじめは「あの悪人顔の力士ならさもありなん・・・」と思っていたが、すぐに、「悪人顔」は露鵬ではなく黒海であることが判明。簡易検査の結果後にテレビ画面に映る露鵬白露山の真面目そうな表情を見てからは、彼ら兄弟を応援する気持ちに変わっていた。自分はついこの前、仙台巡業で彼らを目の前で見たばかりだからなおさらだ。
しかし、結局、精密検査もクロ。両力士は最後まで大麻使用を認めないまま、解雇処分になってしった。解雇が決まってもここまで言うのだから、本当に「何かの間違い」である可能性もあるのではないだろうか。

露鵬関は「新理事長になった武蔵川親方一派の陰謀だ。私は最後まで無実。私は謝ってほしい。私はどんなに謝罪されても相撲界に戻るつもりはない。この世界はあまりに汚い。北の湖理事長は最高に律義な人です」と述べ、今回の解雇処分に憤りをあらわにした。

自分はここでひとつの可能性を指摘したい。
東京近郊で、最近流行のロシア料理の店があるのではないだろうか。そして、その店の料理人は「鼻マスク」*1をしているのではないだろうか。そうだ、今回の事件の黒幕(武蔵川親方一派からの刺客)は、包丁人味平のライバル・鼻田香作その人に間違いない!

鼻田香作
 本編の中核をなすキャラクター。世界中のありとあらゆるカレー料理の修業を積んだというフリーランスのカレー専門家、通称「カレー将軍」。6000種類のスパイスを嗅ぎ分ける嗅覚を持ち、保護のためか常にマスクらしきものを鼻部に装着している。
その造詣の深さ、能力の高さは三ツ星レストランのシェフでさえことカレーにおいては鼻田には及ばないと言わしめたほどである。
本編ではカレーによる世界征服を企み、マイク赤木と結託することになる。
 インド屋において、六種類の辛さを用意した「インドカレー」で当初は味平陣営を圧倒、味平が子供向けに開発した「ミルクカレー」で形勢が逆転すれば、「スパカレー」を開発して、難なく客を取り返した。だが味平が完成させた「味平カレー」を超える味はどうしても作れず、次第に追い込まれていく。そんな中、ついに完成した「ブラックカレー」は、味そのものの評判は、良いどころかむしろ悪い位だったが、一度口にした客はどういう訳かインド屋に毎日のように通ってブラックカレーを食べるようになって行く。実はブラックカレーには、麻薬に近い性質のスパイスが含まれており、そのせいで客はブラックカレーの「とりこ」になってしまい、自分でも気がつかないうちにブラックカレーを食べに通うようになっていたのである。
 「味平カレー」で爆発的に客を集めながら、それ以上にブラックカレーが客を集めているのを見た味平は鼻田に対して完敗を認めるが、それを聞いてたがが外れたのか、鼻田に麻薬中毒の症状が現れ救急車で運ばれる。ブラックカレーに麻薬が入っていた、チーフコックが麻薬中毒になったという噂はあっという間に広がり、結果インド屋は閉店を余儀なくされ、カレー戦争は大徳、味平陣営の勝利に終わる。

冗談はこれくらいにして。
露鵬が「怒りで体が震えるほど」だという別の報道も見るにつけ、彼らの大麻使用の是非に関わらず、相撲界で何かが起きようとしているのかもしれない(もしくは変革を生み出す何かが押さえつけられてしまったのかもしれない)と感じる。白黒つけることに重きを置き過ぎた今回の処分は拙速に過ぎたのではないだろうか。

*1:鼻田香作は嗅覚が鋭敏過ぎるため、通常時は鼻にマスクをしています。カイオウが魔闘気を封じるために、鎧を着こんでいるのと似ています。