Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

縄文太郎にヤーンのご加護を・・・

アニメ版グインサーガ開始

グインサーガのアニメが始まった。
http://www.guinsaga.net/
自分が一巻を読んだのは、小学6年生の頃だったか。当時流行のピークを迎えていたゲームブックの関連雑誌に「ウォーロック」というのがあり、たまたま購入した号(おそらく2号)の半ページくらいの冒険・ファンタジー小説紹介コラムで取り上げられており、興味を持って読み始めた。*1
あの頃の自分には、グインサーガですら、ゲームブックの延長線上にあった。それほどゲームブックに夢中になっていたのだなあ。
アニメを見ながらそんなことを思い出した。
肝心のアニメの出来は悪くないのだが、グインの声に若干の違和感。また、外伝や初期の巻(ルードの森やノスフェラスが主な舞台となる冒険物)では、アニメ絵は綺麗すぎるかもしれない。加藤直之のイラストのままでアニメになれば言うことなしなのだが・・・。ただ、宮廷中心の話になれば、今の絵でもしっくり来るだろう。
ナリスは出番が短すぎたので何とも言えないが、次回予告で見ると、イシュトはややイメージが異なるような気がする。
・・などといいながらも今後が楽しみだ。

小説版グインサーガは・・・

さて、本家の小説版だが現在125巻。
自分は100巻までは読んだ気になっていたが、ブログの感想を見る限りでは、93巻。タイトルの記憶からすると95巻くらいまでは読んでいるかも。
どちらにしても記憶を呼び戻すために、毎回2巻程度は遡って読み返すのが通常なので、今からだと30巻以上は読まないと追いつけない計算。ちょっとしたアキレスと亀状態で、追いつける自信がない。

追いつけないといえば

追いつけないといえば、みすず学苑。
先日、中央線だか総武線だかに乗る機会があって、久々に見かけた中吊り広告のバカ度が数倍アップしていて衝撃を受けた。*2以前見たときは、ヤマトタケル+α程度だったはずだが、歴史の偉人コスプレキャラが増えていて、中には縄文太郎という謎キャラが紛れ込んでいてさらに怪しい雰囲気に。たぶんグインサーガ30巻分以上の隔たりがある。
検索したらすぐに分かるだろうと思ったら、山口浩先生が、2年前に同様の疑問を呈したエントリを書いていた。

「みすず学苑」という学習塾がある。この塾について、ずっと前から気になっていたのだが、ちょっともうがまんも限界になってきた。どうも同じことを考えている人は他にもたくさんいるようなので、書いてみることにする。

至極もっともな内容で、自分にとって特に疑問なのは5番目の「なぞ」。

(5)これで生徒が集まるのか

普通は敬遠するし、むしろ通っていることが苛めのネタになりそうだ。


山口先生のエントリは疑問点について丁寧に記したものだが、「なぜこんな広告なのか」という素朴な疑問については、Yahoo!知恵袋にそのものズバリの質問があった。

みすず学苑の変なキャラ?

電車のドア付近に「みすず学苑」の広告がよく貼ってあります。
そこに出ているキャラが何なのか知りたいのです。
どういう主旨でああいうことしてるのか?
たぶん、予備校なんでしょうが、意味もなく
ヤマトタケル」とか「小野小町」とか不細工な人たちの実写コスプレが広告の中にあります。
なんなの?>http://www.misuzu-gakuen.jp/

この回答が簡潔で素晴らしい。

学苑長(教組)
http://www.misuzu-gakuen.jp/master/
の趣味だと思います。
この教組がやってる宗教のホームページ
http://www.worldmate.or.jp/
支部名を見てください。
さらにこの教組のギャグホームページなるもの
http://www.fukami-comedy.com/
を見るとあの悪趣味な広告と同じ臭いがします。

すべてが「学苑長の趣味」で済ませるのはどうか、とも思っていたがリンク先を見ると、かなり納得してしまう内容が溢れている。教義がどういうものかはよく分からないが、教祖がギャグ(笑)のページを持っている宗教なんて珍しいのでは?
というか、ここまですっ飛んだ人が難関大学へ多数の合格者を出している塾を経営しているというのは一種の奇跡であるような気がする。
今、自分が塾選びに必死になっている受験生だとして、絶対に選択肢に入れない塾のはずなのだが、やっぱり何で生徒が集まっているのかは、本当に謎だなあ。

*1:ウォーロック」自体は、小中学生が購入するには、内容が薄い上にマニアック、何よりも高いということで、3号くらいまでしか購読しなかった。グインサーガ以外に紹介されていたのは、ペリー・ローダンや、英雄コナンシリーズなどだったか

*2:知らない人はみすず学苑のトップページを見れば雰囲気がつかめます。→http://www.misuzu-gakuen.jp/