オリジナル・ラヴ『街男街女』収録曲予想

10月27日発売のオリジナル・ラヴのニューアルバム『街男街女』*1の内容について、妄想力をフルに発揮して、推理してみました。
基本的には、ポニーキャニオン移籍以降の、「ひとりオリジナルラヴ」のアルバムの傾向を根拠にしています。
ちなみに、今現在わかっている事項は以下のとおりです。*2

それでは、一曲目から紹介いたします。（注意：既に発表されている曲名以外すべてでたらめです。）
　
1.築地オーライ

オリジナル・ラヴの一曲目は、ずばり田島貴男がライヴでやりたい曲がくる。どのアルバムをとってみてもインパクトのある曲を持ってくる。アルバム発表前にライヴで複数回行っているのは『ビッグクランチ』の一曲目「女を探せ」と対応するため、必然的に、これが一曲目となる。
なお、一曲目にシングルが来る可能性は非常に低い。それは、一曲目こそ、アルバムの看板となる曲であり、田島貴男が、常に「新しい自分」を見せようという人間だからだと考える。これまでのアルバムでは、『ムーン・ストーン』のみが例外となるが、僕は、『ムーン・ストーン』の構成が成功したとは思えない。

2.世界よ目を覚ませ（仮）〜準シングルA

田島貴男のシングルの切り方がおかしいのか、アルバム内にはシングルに準ずるような曲が多い。（具体的には、「ローラーブレイドレース」「サーディンの缶詰」「ドラキュラ」「インソムニア」「冗談」など。）『街男街女』では、準シングル2曲を想定しているが、1曲目はこの位置に入る。「ブロンコ」「ペテン師のうた」「大車輪」のような、リフの強い曲。ライヴ受けするようなコール＆レスポンスを用意。
タイトルは、ビートルズ邦題があるなら、ビーチボーイズ邦題もあったほうがいいだろうと、『フレンズ』より持ってきたもの。多分こんなタイトルはつけない。

3.真夜中の水族館（仮）

今回、田島貴男がすべての歌詞を担当しているようだが、これについて、自身がいくつかの場所で積極的に語っていることから考えると、相当凝っているではないか？と思われる。
「踊る太陽」ツアーでの"ポエトリーリーディング"の流れから考えて、フォーク的もしくは佐野元春的な、文字数の多い実験的な歌詞に挑戦している可能性もある。
タイトルは、佐野元春→ナポレオンフィッシュ→水族館というイメージから。

4.忘却（仮）

5.死の誘惑のブルース

id:originalovebeerさんからの情報によれば、相当変な曲。
THE BOOM「敬称略」でも名指しで指摘されたように田島貴男は、相当なひねくれ者。俺じゃないと、ここまで変な曲を作らないだろう、という曲をアルバム中盤に入れることが多い。過去の曲で言えば「黒猫」「ハニー・フラッシュ」。

6.パンチドランク・ラヴ（仮）〜準シングルB

全部ではないが、これまでの何枚かのアルバムの傾向から言うと、田島貴男は結構、A面、B面を意識する古い人間と見た。B面一曲目に相当するこの位置には、パンチ力の強い曲が来る。
歌詞の内容に、ちょっとした社会風刺を含んだロックンロール。過去の曲で言えば、「ダブルバーガー」「ローラーブレイドレース」。
タイトルはポール・トーマス・アンダーソンの映画（未見）から。ここではなくても、ボクシングネタはタイトルもしくは歌詞に入ると思う。

7.沈黙の薔薇

8.ひとりぼっちのアイツ

9.夜間飛行（仮）〜同時発売シングル

サン・テグジュペリの小説タイトル。オリジナル・ラヴにはこういうくさいタイトルが似合う。
前作の「のすたるじあ」の延長上の作品。バラード。かつて田島貴男が目指していたような「普遍的なポップス」を実現。先日のライヴで、沢田研二やサザンをカバーしたが、オリジナルラヴの「いとしのエリー」をシングルとして送り出すと見た。
ポップジャムorCDTVの10月のテーマ曲。プロモーションも兼ねて番組出演あり。
ちなみにシングルのカップリングは、先の渋公ライヴより「R&R〜ハーレムノクターン」。

10.惑星を継ぐもの（仮）

アルバムラストの曲は、ギター弾き語りのシンプルな曲が多い。
過去の曲でいうと「白い嵐」「ムーン・ストーン」「Bird」。
ここらで、ピアノ弾き語りをやってもいいかも。いずれにしても静かめの曲。
タイトルは、ジェイムズ・P・ホーガンの名作SF『星を継ぐもの』より。田島貴男の宇宙趣味から言うと、一曲くらいは、宇宙系のタイトルをつけるはず。タイトルを「惑星」とし、地球の未来と自己のこれからを重ね合わせて歌った佳曲。

*1:なんて読むのかは不明。

Yondaful Days!