Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

優等生

スガシカオ新譜『TIME』は結構聴いたのでそろそろ感想を書こうと思います。ところで併せて聴きなおした一つ前のアルバム『SMILE』の中の「優等生」が素晴らしすぎる。(本当は「はじめての気持ち」という傑作もあるのですが、今回気に入ったのはこちら)

やさしく笑っていて
優等生じゃない君に なんの魅力もない
まっ白なシャツが
汚されたとしても 剥がされたとしても・・・

なんていう歌詞がサビの部分にさらっと出てくるのは本当に凄い。全編に渡って、詞の内容は、独善的でストーカー的だけど、それでいて愛情の本質的な部分を掴んでいる。スガシカオの天才性がよくわかる曲。
ところで、スガシカオの歌詞の中では、岡村ちゃん的な「青春」をイメージさせる曲は、あまり無く、「優等生」は、そういう意味で新しい切り口だったと思う。今回のアルバムでは、そのまま「青春」という言葉を用いている「クライマックス」という曲があり、こちらもいい味出してはいますが・・・。

と言う風に書いたところ、他のはてなダイアラーさんで、つい最近、この曲を取り上げている方を見つけました。シンクロニシティー?
http://d.hatena.ne.jp/azecchi/20041201#p2