Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

ガラスの仮面42巻発売について

単行本の発売自体はemsugarさんのところで知りました。『ガラスの仮面』は好きな作品ですが、個人的には、何巻まで読んだのかよくわからず、読んだとしても繰り返し読んだ、30巻(くらいか?)以前と比較すれば、内容については、ほぼ記憶していないも同然なので、特に気にしていませんでした。
しかし、ミュージックマシーンさんのところでリンクされていた以下のページを見てびっくり。

通常、マンガは雑誌で連載したものを何回分か纏めてコミックスにし、その際に若干の修正や描き込みが行われたとしても、それはあくまでも「改稿」であって、大筋のストーリーは全く変りません。ところが、ガラスの仮面の場合、この「改稿」がいつのまにかエスカレートし、コミックス化する際の描き起しが巻を重ねる毎に増え、ついには連載時の原稿が一枚も使用されずにコミックスが発行されるという異常な事態になってしまいました。
ガラカメモリー

この詳しいページによると、25巻以降、単行本発売時の改稿+スリム化(平均して連載時の半分に!)が進み、38巻以降は、全編書き直しだと言う。正直言って、自分がこの作品の熱狂的なファンでなくて、むしろほっとしました。(読みたい人は、国会図書館現代マンガ図書館で「花とゆめ」を読みましょう、とのこと。)