Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

「持参金」古今亭菊朗

これは良かった。
まず枕がいい。語尾を上げる現代若者風イントネーションも3文字までなら「若者風」だが、5文字、6文字になると「茨城風」になってしまうと言う話。納得。
本編は、結婚相手の持参金の5円を巡る話。登場人物が二人だけでわかりやすいが、短いし、落ちがイマイチ。内容は好きなのだが、あともう少し展開したら面白いのになあ、と思った。
以前聞いた「提灯屋」なんかは、ちんどん屋のビラを読むまでと、提灯屋に行ってからの2部構成のようなかたちになっていたので、今回も2部構成を期待してしまった。