Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

田島貴男の旅行先をアームチェア・ディテクティブ

オリジナル・ラヴ田島貴男は、公式HPにコーナーを持っていながらも、ほとんど更新をしないタイプの人だった。たまに連続更新したと思ったら1年間音沙汰なしみたいなこともあった。
ところが、8月あたりから、平日は毎日更新というのが続いていて自分だけでなく多くのファンを驚かせている。本人ですら「なんたって過去のVoiceが示すとおり筋金入りの三日坊主のぼくのことだからね。またすぐに書くことがなくなって止まっちゃうんだろうなって、皆さんも思っただろうし、ぼくも思ったんだけど、「成せば成る」んですかね。(2008.11.07)」なんて書いているほどだが、ダメなお兄さんが、少し遠くに行ってしまったみたいで寂しい。自分も何とか近づかなくては・・・。

初めての国とは一体どこ?

ところで、その「Tajima's Voice」のコーナーが「珍しく」1週間ほど更新されていなかった。理由は海外遠征。日記にはこう書かれているが、肝心の国名と目的が書かれていないのがもどかしい。

2008.11.07(金)
来週一週間、日本を出ます。初めての国へ行くのでとても楽しみにしているんだな。コンピューターは持って行かないのでVoiceは一週間お休みになります。ごめんなさいね。

2008.11.17(月)
一昨日日本に帰ってきて身体の生活リズムがいまやっと戻ってきた感じだな。今日からまたがんばるぞ!

そこで、(情報通の人はきっと知っているような気がするが)どこの国に行ったのか推理してみた。

限られたヒント

ヒントは「初めての国」ということのみ。この部分について、自分はあまり情報を持っていないのだが、田島貴男の海外経験について、思いだせるものと簡単に検索できるものを並べてみた。
(コメント欄で情報をいただいたものを追加)

http://www.1101.com/original_love/index.html

http://www.1101.com/original_love/hwi-001.html

  • 2003年発売の『踊る太陽』の2曲を「初」の海外レコーディング(ニューヨーク)

http://www.barks.jp/feature/?id=52320919

http://www.ne.jp/asahi/original/love/livegraphy/2000_1.html

  • 1996か7年 ロンドン観光。Prime Tune会報掲載
  • 1994か5年 ブルースの源流を求めてまたアメリカへ。ニューオーリンズ周辺。雑誌『Switch』に掲載。
  • 1994年 『風の歌を聴け』インナー撮影&「Its a Wonderful World」PV撮影でアメリカへ。(シカゴ?)
  • 1993〜1994年のシングル「接吻」「朝日のあたる道」の撮影はアメリカ・モロッコ

http://www.amazon.co.jp/dp/B001G6RBIG


ちなみにモロッコはアフリカの脳天のあたりにある国だ。
調べてみて驚いたが、11枚目のアルバム『踊る太陽』まで海外レコーディングを一切していないこと。その他、インタビュー等での発言を思い出しても、海外にしょっちゅう行くタイプの人ではないようだ。これに加えて、以下のような事実が、田島貴男が行った国のヒントになる。

  • Tajima's Voiceを読む限り、海外に行くギリギリまで、モトクロスに行ったりして、心待ちにしている様子もないし、入念な準備をしているわけでもない。通常の海外旅行ではなさそう。
  • 期間が一週間ということで超短期のため、レコーディング等音楽の仕事では無さそう。また、PVの撮影で一週間海外に行くことが許されるほど資金が潤沢なミュージシャンには思えない(笑)
  • 一方で、田島貴男自身が、Tajima's Voiceの中で、旅行について口を開こうとしない事情が何かありそうだ。

結論

これらのことから考えると、音楽以外の仕事で海外に行ったことが推測される。
はっきり言ってしまえば、自分の推理はこの通り。

もっといえば、日本テレビの土屋プロデューサーとかも絡んでいるのかもしれない。というか、文章として書いたら、それ以外あり得ない気がしてきた。自分ってもしかして名探偵ですか。

追記(答え合わせ→惨敗)

さて、一夜明けたTajima's Voiceでは「神様がいつも街のど真ん中で見守っている国に一週間ばかりいた」との記述があり、何の根拠もない自信は一日経たずしてもろくも崩れ去った。メキシコではない。多分、あの国なのか・・・。

その後、yokoさんに頂いた情報よりブログを辿り、正しそうな情報を持っている方のブログを発見。

あ、ダーリン(糸井重里氏のこと。引用者注)が貴男は昨日インドから帰ってきた、とおっしゃってました。で、言っとくよ!とも。とても元気にダーリンは言ってくれましたが、果たしてなんて貴男に言うんでしょ。えへ。2009年のオレのニュースはインドかな?

ということで、インドでした!
行先は勿論、目的も外しました。全部外れです。れー点です。
やっぱり安楽椅子に座っていたらしっかりした推理なんてできない。事件は現場で起こっているんだから!と反省しきりです。
ただ、今さらインド、というのは、企画としてはちょっと微妙。ひたすらカレーにこだわる旅、とかスピードレーサー着てガンジス河を泳ぐ旅とか、テーマ性がはっきりしていないと、グダグダな感じになるような気がする。(いつもグダグダなコーナーだったか?)