義父の運転する車内で、童謡CDを聴いていると、よく知る曲に、あまり知らなかった歌詞がついていることを知る。
1
メリーさんのひつじ
メェメェひつじ
メリーさんのひつじ
まっしろね
2
どこでもついていく
めぇめぇ
ついていく
どこでもついていく
かわいいわね
3
あるとき学校へ
学校へ学校へ
あるとき学校へ
ついてきた
4
生徒が笑った
アハハアハハ
生徒が笑った
それを見て
5
先生はかんかんに
おこっておこって
先生はおこって
追い出した
6
メリーさんは困って
困って困って
メリーさんはしくしく
泣き出した
泣き出したままじゃダメじゃん!
とすかさず突っ込みたくなるまま、余韻なく曲は終了。
まさか、ただのイジメ賛歌?
〜〜〜
少し調べてみると、直訳は以下の通り。
《直訳》 ※ くりかえしは省略しています
メリーさんは子羊を飼っていました
その毛は白くて、雪のようメリーが行くところにはどこにでも
必ず羊はついていきましたある日 羊はメリーの通う学校へついていきました
でもそれは校則違反でした子供たちは笑い はやしたてました
学校にやってきた羊を見てすぐに先生に追い出されましたが
それでも子羊 そばでうろうろ
しんぼうづよく待っていました
メリーが姿をみせるのをどうして羊さんはそんなにメリーのことが好きなの?
興奮した子供たちは叫びましたそれはメリーが羊さんを大好きだからよ
と 先生は答えました
すごく安心できる結末で胸がすっとしました。
日本語詩と比べると、途中までは近いが、ラストが大違い。
日本語版は、最後に訳者が嫌になっちゃったに違いない。