Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

中村一義『新世界』★★★★

先日のテイチク系レコード店の閉店セール時に、カップリング(細野晴臣「恋は桃色」のカバー)目当てで、中村一義のマキシシングル『新世界』を買った。
4枚目『100s』収録の曲で、アルバムで聴いていたときには大した感想を持っていなかったが、改めて聴いてみると「予想以上に 予想以上に 夢は夢で過ぎてく」という歌詞が刺さる。
「あの頃の未来に僕らは立っているのかな」(夜空ノムコウ)と同じような、"過ぎ去ってしまったあの頃感"は、今年30歳になる自分にとって、本当にチクチク胸に来る。
しかし、「新世界」は、タイトルどおり中村一義らしいポジティブなメッセージで全体をまとめていて、とてもいい。グッとくる。
本当に中村一義はよい。
すぐに2枚目『太陽』が聴きたくなった。