Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

年越しに聴く2005年の17曲

日記を見ると、昨年もこの時期にデジタルオーディオプレイヤーが壊れていたようだが、今年もまた壊れた。(電源が入らない)
ということで、上京時に持っていくのはCDウォークマンのみ。仕方ないので厳選した曲を1枚のCDに詰めることに。
ただ、ほとんど無制限に曲を持ち歩けるデジタルオーディオプレイヤーのデメリットは、まさにそこにあるといつも思うのだ。頭を悩ませながら取捨選択した曲を、70分程度のテープに詰め込む。そういうストイックな行為には、ほとんど無駄ではありながらも、魂を熱くさせる何かがある。だから、僕は定期的にデジタルオーディオプレイヤーを壊すのかも知れない・・・(嘘です)
一応、年越しに聴くということで、2005年に聴いたCDから原則1ミュージシャン1曲で選曲した。

サンボマスター世界はそれを愛と呼ぶんだぜ

世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
サンボマスターサンボマスターは君に語りかける』は今年2番目に良かったアルバム。ただ、このアルバム、ノンストップミックスみたいなもので、なかなか1曲だけ取り出せないので、このシングル。電車男も見てたしね。

東京事変「駅前」

教育
椎名林檎は、ファーストアルバムが僕にとってのベストで、今年出た東京事変名義のアルバム『教育』もその後のシングルもそれほど思い入れがない。ただ、思い出す意味で印象に残ったこの曲を。

木村カエラ「BEAT」

BEAT
僕が木村カエラを認識した曲。アルバム内の明るめの曲も好きなのですが、2005年の一曲ということでコチラを推す。

レイハラカミ「owari no kisetsu」

Lust
かつて、「ドラムンベースは21世紀型のボサノバ」という言葉があったが、この曲は「21世紀型はっぴいえんど」。すみません。細野晴臣が作詞で参加しているだけです。(ボーカルは、レイハラカミ自身です。)

松任谷由実「太陽の逃亡者」

VIVA! 6X7
オリジナル・ラヴから一曲選ぶとしたら「青い鳥」なんだけど、年明けにアルバムが出て散々聴くはずなので、2004年の暮れに発売されたユーミンのアルバムから、田島貴男ボーカル参加曲を。
bridgeの鈴木あかねよろしく、僕も主観で言えば、オリジナル・ラヴにも「この感じ」が欲しい。bridgeのインタビュー内では、一つの答えが出ているんだけど、そろそろ一度外部にプロデューサーを置いてやってもいいと思う。

Mr.Children「靴ひも」

I LOVE U
ミスチルのアルバム『I LOVE YOU』からは「ランニングハイ」と迷ったが「靴ひも」。bridgeの対談記事は面白かった。自分が世間からどう見られているか、それを踏まえて「何を書くか」を考え尽くして曲を作る桜井和寿は、やっぱり凄い。

Brad Mehldau「When It Rains」

Nagara Music~Winter~
堀込高樹選曲のコンピから。「POSITIVITY」の前に、こういうしっとりした曲を置いてみる。

Stievie Wonder「POSITIVITY」

A Time 2 Love
ティービーは、ミュージックステーションで見たかったこの曲。
この曲はラストに置きたい曲ですね。ということで、ここでA面終了。

YUKI「ドラマチック」

ドラマチック
YUKIの『joy』は2月発表で、今年5本の指に入るアルバム。収録曲とも迷ったが、ここは夏のシングルを。ひたむきな強さが溢れるこの曲でB面開始。

堀込高樹「冬来たりなば」

Home Ground
前が派手な曲でも負けない厚みのある曲。2005年の個人的ベスト5にはいるアルバム「Home Ground」から。
これを聴いたあと、(コーラス原田郁子の)クラムボンを聴き直したが、「パンと密を召し上がれ」は、ホントいい曲。クラムボンとしても2005年もアルバムを出していたのね。これも聴きたい。

健'z with Friends「Surf's up」

健’z with Friends(紙ジャケット仕様)
ビーチボーイズのカバー。この曲だけ入れると少し浮いてしまうので、もう一曲追加。

The Beatles「Something」

アビイ・ロード
田島貴男が、許可が下りずにカバーアルバムに入れるのを諦めた曲。多分ライヴでは取り上げるだろうと思うので復習。

馬の骨「最低速度を守れ」

馬の骨
はじめは「ドラマチック」のあとに、この曲を入れていたんだけど、前が静かな曲でドーン!と来た方が映える曲なのでこの位置に。「馬の骨」の中では少し浮いた曲とは思うが、あのアルバムから一曲選ぶとどうしてもこれになる。

HALCALI「ストロベリーチップス(fascinate mix)」

ハルカリミックス
思い返すと、やっぱり岡村ちゃん逮捕は衝撃。HALCALIのリミックスとは言え、ほとんど岡村ちゃんの新曲にしか聞こえないファンキーな一曲。(原曲も大好きです)

スガシカオ夏陰

奇跡/夏陰/サナギ (初回生産限定盤DVD付)
スガシカオは今年はアルバム発表無し。甲子園のテーマ曲になったというシングル2曲のうち、譜割りに特徴のあるこちらを選択。アルバム内に置くとしてもやはりポジションはラス前だろうな。

曽我部恵一「ミュージック!」

ラストにふさわしい曲。曽我部恵一は、例の下北沢限定版とかも早く聴いてみたくはある。

100s「生きるもの」

OZ
僕の好きな構成として、「締め」の曲のあとに必殺の一曲を置く、というのがある。ビートルズでいえば、『サージェントペパーズ』、オリジナル・ラヴでいえば『ビッグクランチ』。そこで、2005年でダントツに良かったの100sの1stアルバム『OZ』より、シンプルなメッセージと三三七拍子が印象的なこの曲を。
「忘れないを忘れない」という歌詞は、強い決心というだけでなく、日々何かを決心している自分を思い出せというメッセージ。2005年もいろいろ考え行動に移し、うまく行ったものもうまく行かなかったこともある。そういった自分の積み重ねで「今」が出来ている。
アルバム「OZ」には、言いっぱなしで無責任なメッセージではない、中村一義100sの「決心」が表れている。そして自分も「今」の積み重ねである自分を、自分の決心を大事に2006年も生きていきたい。
 
何となくまとまったような感じで2005年の更新は終わりです。
来年もよろしくお願いします。