Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

岡村靖幸『モン・シロ』★★★★☆

一番町のHMVまでは会社からあまり離れていない。夕食を買いにコンビニに行くついでに買ってきた『モン・シロ』。家に帰るなり聴いたが、予想をはるかに上回る出来でビックリした。前回のシングル『マシュマロ・ハネムーン』は、過去の自らの作風をなぞるような部分が多く、聴いていても、岡村ちゃんが行き詰まりを感じているのではないかと心配していた。
しかし、今回はA面「モン・シロ」もB面「未完成」も、「ふっきれた」感が強い。デタラメ英語も完全復活している。歌詞も無理していない。苦労してつくったのではなく、インスピレーションの部分もかなり戻ってきている気がする。『マシュマロ−』はリハビリだったのかもしれない。ただ、ボーカルラインがメロディを追わない?という最近の岡村ちゃん歌唱法がそのまま曲作りに生きているので、最盛期とは少し趣が異なります。
そ・し・て、今回の目玉である3曲目の「セッション」。これは凄い。今回の3曲はシングルなんだけど、3曲目だけでさらにシングルカットするべき。そのくらい凄い。
フレッシュボーイツアーの「アドリブ」部分の録音なんだけど、歌詞が恥ずかしい。曲がかっこいい。MCが強烈。恥ずかしカッコいいのが岡村靖幸なんだと再認識。凄い。やるじゃん!岡村ちゃん