今日は6/22ペプシ・ブルー発売を祝して青い話をします。
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参議院選挙が7月11日にあるという。
これまで選挙のたびに投票はしてきた自分でも、正直、今回の選挙は悩んでしまう。
年金法案をごり押しで通した与党2党はとりあえず考慮の外。
ところが、野党第一党の民主党はといえば、投げた批判がことごとくブーメラン(年金未納、国家公務員法違反等々)となってはね返ってくるだけでなく、「地球市民」などと冗談みたいなことを言い出すので、困ってしまう。*1
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相変わらず景気が低迷し、国の将来を案じる人が増えるタイミングに国民のこれからの生活に直接結びつく年金問題が、政治の議論の中心に立った。これこそ「日本を変える」「日本をよくする」ために仕事をしている議員の方が活躍するいいチャンスだった。
しかし、あまりにひどい結末。そしておまけの1.29ショック。
イラクの拉致事件、年金法案関連、首相の北朝鮮訪問のニュースを通じて、テレビや新聞を全て鵜呑みにしてはならないということは、多くの人が感じるようになったと思う。そして、一連の流れの中で、政治家、役人(特に社会保険庁)についても、これまで以上に信頼できなくなった。
いろいろなものが信頼できなくなる中で、新しいメディアとしてブログにはいろいろと注目が集まっているように思う。その中で大きな政治的な流れを作り出している一人として木村剛氏(キムタケ)がいる。
キムタケもブログに対していろいろ野望を持っているようだが、確かに、これまで普通に行われている選挙運動にどれほどの意味があるのかと思ってしまう。是非、多くの政治家の方にブログを利用した集票活動をしてもらいたい。米民主党ディーン氏もブログで支持者を集めたというし、非常に有効なツールだと思う。*2
これまでの選挙運動では印刷代その他運動にかかる膨大な経費を懸けてようやく一部の有権者が候補者の顔や年齢そして特徴のない意見を知ることができる程度です。ウェブログならもっと深く考えを知ることもできるし、トラックバックやコメントで質問や意見も出来ます。コミュニケーションを通じて候補者の値踏みもできます。
実際、民主党所属のふじすえblogなんかを見ると、とても好感が持てる。
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また、非現実的だが、もっとすごいことを考えている人もいる。
はてなダイアリーでたくさんの人が政治的な問題を論じている。そして、はてな内での方向性が90%以上一致するテーマもたくさんある。ただの井戸端会議ではなくて、大半の国会議員より勉強して書いている人もたくさんいる。
ということは、はてなユーザをそのまま政党にすることはできないだろうか、なんて妄想を考えてみる。
さらに、essaさんは、通常の政党の形態は到底望めないweb上の「百家争鳴状態」を政治的な権力に変えるために「純粋に意思決定システムだけの政党」をつくったらどうか*3、と提案する。かなり極端な意見だが、国民の意思が反映されているとは思えない現在の政治の状況を思えば、魅力的に感じる。
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ただ、そういったシステムがない現状では、いくらPCのキーボード叩いてあがいても何も変わらない以上、結論としては、以下の頁のひできさんの意見になる。
最近、ブログの上であるいはウェブの上で表明されているようにこの日本でなにかが歪んでいる感じあなたがもっているとしたら、この3すくみ(国民、政治家、官僚)のどこかが肥大化しているということだろう。あるいは、一人一人が「まあ、いいや」とゆがんだ現実になれあいになるがあまり、誰もが幸せを感じられない状態を放置しつづけているということだ。
実は、リベラルな民主主義国家においてこの3すくみを変える誰でも行使できる権利がある。ブログをどれだけ書いても、直接世界は変えられないが、この権利はWinnyを使わなくとも匿名性を保ったままで世界を変えられる。
それは、選挙権だ。
やはり選挙に行かなくてはなるまい。
僕の日記はいつも、優等生的な「青い」意見に落ち着いてしまうが、結局それしかない。
とにかく選挙に行こう。支持する人がなければ白票を投じよう。民主党は、投票率を上げれば有利と考えているようだが、投票率8割でその半分が白票という結果だってあり得る。それだって、投票しないよりも、政治家に対する立派なメッセージになっていると思う。