ミュージックマシーンの紹介コメントが良かったのか、名前にインパクトがあったからか、何となく気になっていた。
ということで、当初の目的は最近出たラヴ・タンバリンズのアルバムだったが、□□□を試聴してみると、一曲目から予想を超えておりびっくり。他の数曲を聴いてみてもはずれがないので珍しく衝動買い。
帰って聴いても、やはり良い。レコード店の試聴効果*1に騙されたわけではなかった。喩えれば、ハイラマズ（HAWAII)＋サニーデイ・サービス。ただ、くるりのレーベルから出ているということもあり、くるりにも当然近い。『図鑑』〜『TEAM ROCK』の頃が好きな人は聴いてみるといいと思う。
曲も佳曲が多いのだが、難点はインスト曲の長さ。一曲目が英語詞というのもデビューアルバムとしては違和感がある。ちょっと初々しくない。一言で言えばマニアック。
「ごった煮感」「音響」「声質」と僕の好きなアルバムの要素が揃っているので、もう少しpopular感覚があれば、大名盤と太鼓判を押したのに・・・。
*1:大概良く聞こえてしまうものです。
