Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

絵本の選び方

どこも同じなのかもしれないが、小児科など子供が多そうな病院で、童話ぶっくくらぶのパンフレットが置いてあることが多い。童話ぶっくくらぶとは、「お子さまのおよその成長の年令に合わせて、すぐれた絵本・こどもの本を選びぬき、月ごとに、定期的に配本するシステム」とのことだそうだ。*1
僕自身は、昨年10月頃に小児科でパンフを見るまで知らなかったが、取り立てて新しいシステムではないと思う。それでも、僕がこれに興味を引かれたのは、そのパンフの説明に人を引きつけるものがあったからだと思う。*2
絵本至上主義で、テレビは当然としても早期教育まで否定しているというちょっと極端な内容なのだが、巧みな文章に大いに影響された僕は、今のところ、反「しまじろう」*3主義を貫いている。
それでは、すぐに童話ぶっくくらぶをはじめたか?と言えば、答えはNOだ。月2冊の絵本は、やや大きな出費であるだけでなく、量的にやや多いように感じられたことが一点。もう一つは、配本内容さえわかれば、自分で買えばいいし、何より、僕自身の「買う楽しみ」を奪われるのがイヤだったのだ。
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しかし、「絵本が子どもにとって重要だ」という童話ぶっくくらぶパンフレットの主旨は理解したので、先日も、よく名前を見かける「はらぺこあおむしISBN:4033280103*4確かにカラフルでよい。読み聞かせると、陽太は、はじめは真面目に見ているのだが、途中で飽きるのか他の本を取りに行ってしまう。あおむしは最後のページで蝶になるのだが、陽太は蝶になったあおむしを殆ど見たことがない。
陽太は結構絵本が好きだ。絵本を並べているのが手の届く高さの場所なので、自分で読んでほしい本を取りだして持ってくる。*5同じ本のリクエストが連続する場合もあるので、1歳でも自分の好みがあるのようだ。ちなみに僕の好みは、五味太郎「とんとんとんと」ISBN:4861010209「きんぎょがにげた」ISBN:4834008991*6の2冊。
amazonなどでの評判を見ながら月一冊くらいのペースで買ってこようか。

*1:童話ぶっくくらぶは配本内容を公開していないが、内容を公開している「メルヘンハウス」http://www.meruhenhouse.co.jp/in.htm、「絵本クラブ」http://www.ehonnavi.net/bookclub01.htmなどというのもあるようだ。

*2:僕が感動した文章はネットで全文が読めます。http://www.douwakan.co.jp/book_club/ehon_no_aru_kosodate/ehon_no_aru_kosodate.html今読むと、説明を逃げている部分も多々あるのですが・・・。

*3:ベネッセこどもチャレンジの虎のキャラクター。一般的には結構人気。はじめた場合、勉強そっちのけで、しまじろうLOVEに陥るのではないか、と予想。

*4:僕自身は子どもの頃に見た覚えはなかった。でもとても有名らしい。エリック・カールという人名も初耳だが有名らしい。

*5:もしくは単に下に落として遊ぶ。戻さない。

*6:五味太郎は、以前「絶望に効く薬」にも出ていた。人物にもちょっと興味あり。