Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

馬の骨『馬の骨』★★★★

馬の骨
言わずと知れたキリンジ弟・堀込泰行ソロ・プロジェクトの1stアルバム。テレビブロスのインタビューによれば、「馬の骨」にするか「ホリフィールド」にするかで最後まで迷ったらしい。
キリンジはいつも不思議なのだが、時間が経つと、指数関数的にその良さが染みてくる。逆に言えば、初めて聴いたときは、ピンとこないことが多い。
今回も、地味な選曲ということもあるが、シングルの方は試聴してよかったら購入しようとHMVに行くも結局購入せず、アルバムで全曲初対面となった。アルバムも、はじめは2曲目の「最低速度を守れ!」程度しか「分かる」ものがなかったのだが、「枯れない泉」「季節の最後に」・・・と好きな曲が増えて、ついにはギター弾き語りのプレスリーのカバーも「いいなあ」と思えるようになってしまった。独特の声と、派手ではないが効果的なコーラスが、その理由なのかもしれない。
うちのお代官様にお伺いを立てて、11/11の仙台CLUB JUNK BOX(初めて行きます!)も行けることになったし、コチラも楽しみ。ちなみに、ローソンチケットで昨日(10/25)も買えたので、仙台は売れ残っているはず。まだの人は是非。
ところで、泰行が「表キリンジ」「白キリンジ」「藤子・F・不二雄 」とすれば「裏キリンジ」「黒キリンジ」「藤子不二雄A」ともいえる、兄貴・高樹のソロ・プロジェクトにはさらに期待大。曲目以外は、内容をよく知らないが、デュエットとかもあると見た。こちらは11/23にアルバム発売。