昨日は、馬の骨のライヴに行ってきた。
JUNK BOXは初めて行ったが、とても狭い!僕は、通常のクラブも含めて、狭いところはあまり行ったことがない。東京ではLIQUID ROOM(当時は新宿にあったと思う。確か椎名林檎)に一回行った程度なのだが、そのときの印象よりさらに狭く、びっくりした。感覚的には“児童館の体育室”くらいのイメージ。
ということで、どきどきしながら待った。ちなみに客層は、男性は私服の人が多かったから、20代前半くらいが多かったのだろうか。自分を含めスーツ姿は、相当少なかったと思う。女性は・・・・女性の年齢はよくわかりません。きゃぴきゃぴした人がいなかったくらいで、結構上の人も来ているなあ、と思った程度。
内容については、一応、「続きを読む記法」で隠したあと、改行をして以下に続ける。
7時の開演を待って、観客は正面の「馬の骨」マークが描かれた幕を見つめる。
それほど遅れず、客電が落ち、プレスリーのカバー「I WANT YOU,I NEED YOU,I LOVE YOU」の演奏が始まる・・・。幕が上がらないまま、泰行の声が響き渡り、何と、1曲目終了。早くも2曲目に突入。
心の中で「お前はどこのヤスユキだ!?」*1とツッコミを入れたところで、やっと幕が上がり、顔が見える。
演奏曲目は以下の通り。(適宜修正します)
- I WANT YOU, I NEED YOU, I LOVE YOU
- MY STOVE'S ON FIRE
- センチメンタル・ジャーニー
- クレイジー・サマー(キリンジ『スウィート・ソウルep』)
- 枯れない泉
- 僕たちのハプニング(新曲)
(以下3曲は、弾き語りコーナー)
- さよならデイジーチェイン(シングル「双子座グラフィティ」カップリング曲。ベストの初回版にも限定収録)
- くよくよするなよ(キリンジ『47’45”』)
- フェイバリット(キリンジ『Fine』)
- カバー(わかりません)
- カバー(わかりません)〜メンバー紹介
- Music!!!!!!!(キリンジ『Fine』)
- 燃え殻
- PING & PONG
- Red Light, Blue Light, Yellow Light(Album Version)
- 最低速度を守れ!
(encore)
アルバムの「インタールード」の曲に合わせて再登場
- ブルー・ゾンビ(キリンジ『For Beautiful Human Life』)
- 季節の最後に
- 少しでいいのさ
感想は、と言われれば、何というか堀込泰行がかなり近くにいる、ということに感動はしたものの、昨日の精神状態が少しローだったので、かなり冷静に見た。そのせいもあるかもしれないが、この近さで見た割りにはイマイチだった。ライヴ・パフォーマンスが悪いわけではなく、やっぱり彼は歌がうまい。でもこの選曲はどうだろう?
まあ、キリンジは好きだと言っても、僕の中での番付は、田島貴男や中村一義ら横綱級と比べると、大関的な扱い。実はクレイジー・サマーとか何の曲か全く分からなかった。でも、セットリストを書いてみて思ったけど、あまりに重箱の隅をつつくような選曲ではないか?(ちなみにアンコールの1曲目「ブルーゾンビ」も、あまり好きでない曲。)
確かに、キリンジ色を出来るだけ出したくなかったのだろうし、「キリンジではあまり演奏しない曲をこういう機会にやりたい」というのもわかる。「フェイバリット」のMCでもキリンジだと「Drifter」「エイリアンズ」という名バラードがあるので、やりたくてもやれない、と言っていたが、確かにそうだろうし、過去の自分の楽曲に愛着があるのは、とても信用できるミュージシャンだと思う。
しかし、もう少しサービス精神旺盛でもいいのでは?
と、文句ばかりになってしまったけど、馬の骨、好きなんですよ。ホントに。
*1:岡村の復活ツアーでは、幕が落ちたまま2曲くらいやったような記憶がある。