Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

しょうこお姉さんとスプーの謎

何だか、『おかあさんといっしょ』関連の話題が異常に盛り上がっている。

最近見るテレビ番組のうち、NHK教育がかなりの割合を占める我が家では、この放送も見ていたわけだが、ブログで話題にしても誰もついてこられないので、この手の話題は「自粛」していた。
しかし、折角いい機会なので、『おかあさんといっしょ』について、少し語ってみたい。
 
まず、主要な登場人物は以下のとおり。(でこぼこフレンズ、ぱんくろうは除く)

  • うたのお姉さん、お兄さん
  • 体操のお姉さん、お兄さん
  • スプー、アネム、ズズ、ジャコビ、ガタラット(ぐーちょこらんたん)

話題沸騰のしょうこ姉さんは、宝塚出身で、とにかく歌がうまい。ただ、お兄さんと一緒に歌う以上、目立たないようにしているのか、その能力は押さえ気味。歌の一部でときどきコブシを回す程度で、あまり目立たない。
しかし、「ママゴリラ」という、ママが怒るとゴリラになってしまうというストーリーの歌は、サビが、しょうこお姉さんの独壇場。特に、夏頃に録画放送を見たファミリーコンサート(ライブ)は戦慄を覚えるほどで、和田アキコを越えるようなソウルフルな歌声を千葉県民会館全体に響かせていた。ちなみにファミリーコンサートでは、普段の放送ではあまりない、「寸劇」が入るのだが、お姉さんの演技が他と比べて飛びぬけて上手すぎて浮いてしまう。
そんなお姉さんだが、「天は二物を与えず」とはよく言ったもので、やはり何度見てもあのスプーはすごい。*1
うたのお兄さん(ゆうぞうお兄さん)は、あの「張り付いた笑顔」が特徴。何か企んでる風。オープニングのコメントに、ときどき本音が垣間見えてスリルがある。最近、自分を捨てざるを得ない「ハカセ」という役回りが与えられている。
体操のお兄さん(よしお兄さん)は、弘道お兄さんの後釜なので大変だ。最近「とりかえ仮面」という大役が与えられたが、この人の声の特徴では「イチジョウマン」のようなかっこいいキャラクターを演じることはないだろう。
体操のお姉さんは、目立たない。目立たないので、前髪を下げてみたりとか、いろいろ努力している。僕は応援しています。
「ぐーちょこらんたん」は、何度見てもジャコビが九州弁を使うのに違和感を覚える。ズズの喋り方にはイライラ感。ガタラットかガカラットかカカロット*2かどうしても覚えられないし聞き取れない。
そして何より、時々入るスプーのエピソードが意味不明。
例えば、こんな感じ。(よく覚えていないが)
ジャコビ、アネム、ズズが誕生日の話題で盛り上がっていると、スプーは悲しそうな顔をしている。スプーは、捨て子なので、誕生日がわからないのだ。結局、みんなでスプーを無理やり祝って終わり、みたいな。何故、そこでダークな方向に持っていく?
もしかしたら、これは、視聴者を限定してとても失礼な『おかあさんといっしょ』というタイトルに対するアンチテーゼなのかもしれない。
 
長くなってしまいました。
来週はレギュラー交代のあった『にほんごであそぼ』について特集します。*3

*1:ちなみに、かつての山田邦子のように、毎週、絵描き歌のコーナーのあるにゃんチュウワールドの美香お姉さんは、絵が上手くいつも感心している。

*2:ドラゴンボールの悟空のサイヤ人

*3:気が向いたら、なんですが・・・。