よう太が、真にリアルコナン*1としてさらなる飛躍を遂げるために、さまざまな課題を乗り越えていくコーナーの第二回目。
なお、リアル脱出ゲームを知らない方のために、良い記事があったのでリンクします。
とんち番長とファイ・ブレイン
10月から放送しているNHKアニメ『ファイ・ブレイン』は、1週間、よう太が楽しみにしている番組の一つだ。公式HPを見ると「パズルタイムの始まりだ!〜「パズル」+「学園アドベンチャー」脳を鍛えるオリジナル・アニメ」とある。
自分は初回から数回見逃しており、イマイチ分からない部分もあるが、パズルを出す側が悪の秘密組織*2で、パズルに挑む人たちの命を奪ったりする不条理な設定で、主人公・大門カイトの両親は、パズルで命を落としたようだ。感覚的には、『サル漫』*3に出ていた「とんち番長」に設定が似ている。*4
さて、このアニメの売りは、一話ごとに取り上げられるパズルに対して、アニメーションと並行して、デジタル放送のパズル画面で解法が映し出されること。さらに、アニメ終了後のミニ番組「もっと×2 神のパズル」で関連パズルの紹介を、パズルの王子様(笑)がしてくれること。先日の放送(第12回)では、2011年11月にハンガリーで開催されたナンプレ世界大会(2位、4位に日本人入賞)のニュースも紹介されるなどレア情報満載。
ナンプレと本屋
話は長くなったが、ここで、よう太は「ナンプレ」(ナンバープレイス、別名「数独」)を知ることになる。
「ナンプレ、絶対にやる!」と自分はナンプレをするために生まれたくらいの勢いで言うので、初心者用のナンプレを探しに本屋に行った。どこの本屋に行っても、手帳大くらいのパズル本が並んでおり、中でもナンプレの本は数が多い。今回、購入目的で行ってみて驚いたことは、その並び。難易度別に並べられた本はこんな感じ。
中級、上級、上級、上級、超上級、超上級、ハード、ハード、スーパーハード、難問、難問、激辛、激辛
激辛って何だよ!
どんな人がナンプレ本を買うのかは、一目瞭然で、基本的に初心者向けはシリーズとして用意されていても、店頭には並んでいないのだった。
結局、買ったのはコレ。
- 作者: 宮本哲也
- 出版社/メーカー: 学研プラス
- 発売日: 2006/10/03
- メディア: 単行本
- 購入: 12人 クリック: 228回
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- 作者: 宮本哲也
- 出版社/メーカー: 学研プラス
- 発売日: 2007/03/06
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 16回
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ここ数年、パズル関係の知育本が流行している*5が、その先駆けが宮本先生の本らしい。
内容は、ナンプレやスリザーリンク(というパズル名は最近知った)の簡単なやつなど数種類のパズルに一日一問ずつドリル形式で取り組むタイプの本だ。ナンプレの初心者向けに比べると、こちらは断然店頭に並んでいる確率が高い。
パズルの種類によって得意不得意はあるものの、よう太もナンプレ気分を味わって大満足するとともに、リアルコナンへの歩みをまた一歩進めたのでした。
参考(過去日記)
*1:SCRAPのリアル脱出ゲームの猛者たちに負けない力を身に付けることを目的としていますが、今のところ一番の目的は。春によみうりランドで行われる予定のリアル捜査ゲーム第二弾です。
*2:POG〜puzzle of godと呼ばれる世界的組織。前回の放送(第12回)で、主人公の攻略に手こずる極東本部長が更迭されたりして、組織としてはしっかりしているみたいだけど、何をして稼いでいるのかは不思議。
*3:サルでも描けるまんが教室の略。1990年代に週刊ビックコミックスピリッツに連載された漫画で、簡単に言うと、バクマン。から青春要素を除いて、溢れるほどの蘊蓄を詰め込んだ作品。
*4:とんち番長で重要なカギを握った「女性に見えるけど本当は男」というキャラクターも出てくる。笑
*5:受験研究社もこんな本を出している→