Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

冬のソナタと韓国の結婚制度

もう完全にチェリンはお役御免みたいな感じで残念です。これから毎回泥酔シーンのみ登場というのでもいいので頑張ってほしい。
それにしても、もろ見えの伏線が次回さらに詳しく説明されるようですが、ここまでこじれてしまうと、最後にユジンとサンヒョクが再度結びつくことはあり得ないので、誰か死ぬしかないのか?すっきりくる「落ち」はないのであまり期待しないようにします。
ところで、韓国の結婚に関して、兄妹などの近親は当然のこと、同姓の結婚も禁じていた、ということを聞いた覚えがあったので調べてみました。

韓国では、法律に「同姓同本不婚」という制度がありました。しかし、これを定めた民法第809条1号の規定は、1997年に憲法裁判所で無効とされたため、現在、法律上は同姓同士でも自由に結婚できます。
(中略)
ただし、「同姓同本不婚」の制度がなくなっても、8親等内の親せき(日本では3親等までが禁止)との結婚は、法的に認められていませんし、現在でも、一般的に「同姓同本」同士の結婚を避けようとする意識は変わらないようです。

ということで、97年以前は同姓同本(同じ姓で、しかもその家系の始祖の出身地である「本貫」や、家系のルーツを同じくする場合)は結婚出来なかったようで、これはなかなか大変ですね。
現在の条件である8親等*1というのも、結構あり得る気がするし、韓国にはきっと「禁断の恋」が多いのでしょう。過剰に「運命」を演出したがる韓国ドラマの特徴は、そんなところにも理由がありそうです。

*1:いとこが4親等なので、いとこのいとこが8親等ということになるか?