Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

9/20岡村靖幸「Me-imiツアー」at Zepp仙台

ライヴ、非常によかった。やっぱり、Zepp仙台が結構小さいということもあって、距離が近かったのも影響したのかもしれない。
昨年の復活ライヴのときと比べて

  • 声が出ていた
  • 不自然な休憩時間が少なかった
  • あからさまなカンペ読み行為がなかった
  • ダンスも切れがあった

など、だいぶコンディションがよくなってきていることが感じられたのもよかった。
ただ、もう少し痩せたかと思ってたが、見た目は大して変化なし・・・。ときどき両手でベルトの位置を直す姿は、「まわし」に手をやる力士のように見えました。

これ以降は、セットリストもあり、ネタバレ注意です。
 
仙台のセットリストは以下の通りです。東京と比べると、弾き語りコーナーが若干カットされているようですが、それ以外は同じみたいです。

  1. 5!モンキー
  2. 19
  3. 家庭教師
  • メンバー紹介-
  1. アチチチ
  2. 聖書
  3. モン・シロ
  4. ステップ UP↑
  5. カルアミルク
  6. adventure
  7. ハレンチ
  • インターバル-
  1. ミラクルジャンプ
  2. CHECK OUT LOVE
  3. だいすき
  4. あの娘僕がロングシュート決めたらどんな顔するだろう
  • アンコール-
  1. 弾き騙り(仙台べいべー)
  2. 友人のふり
  3. 真夜中のサイクリング〜PeachX'mas
  4. (E)na
  5. OUT OF BLUE〜家庭教師(高速)〜どおなっちゃってんだよ(超高速)

「Me-imiツアー」とアルバム名を冠したツアーなので、、やはりオープニングは、『5!モンキー』。ラストまで、幕は上がらず、幕の下りた舞台には8人の「太鼓隊」(ツアーメンバー)登場。意味がわからなすぎる演出に唖然!しかし、よく考えると、岡村ちゃんが「5!モンキー」の歌詞を覚えていなかった故の処置だったのかもしれない。
ところで、会場内のファンクラブ会員募集の机には「6000円でどう?」のきめ台詞。あまりに見事だったので、そのまま会員になろうかと思ったが踏みとどまる。(これに入ったが最後、オリジナル・ラヴ中村一義のファンクラブ、シカオ通信と際限がなくなる気がした。)
さて、幕が上がり遂に登場した岡村ちゃんの服装は、なんつーか、「なあおじさん」というか変質者というか、素肌にコートをまとったような変な格好だった。でも岡村ちゃんだからいいか。(なお、舞台に滑り台があったりはしなかったが、DJ等を担当した深沢(深ピー)の周りは、ゲゲゲの鬼太郎のような雰囲気をかもし出していた。「Me-imi」マークの「i」のかたち*1を模した石灯籠がおどろおどろしい。)

その後、2回の休憩(衣装替え)を挟んで、ライヴは進む。13曲目に歌われた「adventure」(岡村と卓球名義のアルバム内の作品)は、CDを持っているが不勉強だったため全くわからなかった。古臭いけど結構いい曲。CDは聴き直します。
仙台ねたは、はじめの「ア・チ・チ・チ」のときに「萩の月が好き」とか「長茄子漬けも好き」とか軽く触れた以外は、弾き語りの部分(仙台ベイベー)で

仙台は、東京から新幹線で簡単に来られるっていう地理的特徴があるよね。
俺は、いつだって、新幹線に乗ってお前に会いに行くぜえ〜

とかそんな感じに歌っていました。仙台は目立った方言とかないから、方言系のネタはありませんでした。他のところと比べると、結構ライトだったのではないでしょうか。
僕が嬉しかったのは、「ハレンチ」「真夜中のサイクリング」というフレッシュボーイツアーでは、しっかり歌われなかった『禁じられた生きがい』以降のシングル曲が二つとも歌われたこと。特に弾き語りからの「真夜中のサイクリング」への移行は、素晴らしく、この曲が名曲であることを改めて確認したのでした。
 
また、「ア・チ・チ・チ」「モン-シロ」「ミラクルジャンプ」の『Me-imi』内の3曲が過去の名曲と張り合えるほどライヴ映えする曲であることがわかったのも嬉しい。
一方で、『Me-imi』収録曲でも「軽蔑のイメージ」「未完成」「マシュマロハネムーン〜SEX」、そして名曲「ハッピーチャイム」が演奏されなかったのには不満。が、おそらくこれも岡村ちゃんが歌詞を覚えきらなかったからなのではないか、と推測。最終日のNKホールでは、これらも立派に歌い上げていることでしょう。
 
総合的に見て、やっぱり、新曲の割合が少なかったのには不満が残るものの、岡村イズムが発揮されたいいライヴだったと思う。次回も絶対見に行く。次回仙台に来るのがいつになるのかは不明だが・・・。

参考
東京の模様:はてなダイアリー〜自ら脇役に志願してるようなもんじゃん
札幌の模様:はてなダイアリー〜★DATEなひとりごと★
どちらも参考にさせていただきました。

*1:今回、ピーチマークが「M」の意味で用いられ、片方のピーチマークから出ている「舌」は「e」なのだと、今更ながら気づいた。