Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

TOEICの点数と一緒に「やる気」も急降下

今年度は英語を少し勉強しようかという気になっている。
そもそも、仕事上も、仙台で生活する上でも、英語が必要な場面には出くわさない。それよりも自分としては、分かりやすい日本語の文章を書き、口で話すことの方に興味があったため、英語はしばらく放って置いた。そんな自分がやる気になったのは単純な理由だ。英文のソースを引用してブログを書きたい。アルファ・ブロガーと呼ばれるような人達は、日本語が上手なだけでなく、ときに英語の文章を引用して論を進める。自分もそういう風にできたら、内容はともかく見栄えがするじゃないか、と思ったのだ。
また、奥さんが毎週英会話に通っていることもあるので、夫婦で同じことを勉強すれば効率がいいというのもある。
さて、高校生時代から、勉強するより参考書を選ぶのが好きだった自分としては、まず教材選びを始めた。NHKのラジオ番組は良さそうだ。確か週末に一週間分のまとめ放送もあるはずだし・・・とも思ったが、そもそも録音が面倒だ。また大学時代に背伸びして「ビジネス英語」を聴いていたが、ハイレベルという以上に、興味のないトピックの週は、結構聴くのがつらいものだ。結局、本屋での現地調査+ネット調査の結果、『CNN English Express』が、飽きっぽい僕には最適そうだと思われ購入した。これなら当初の目的(英語の報道に強くなる)にも合っているのではないか。
ところで、対抗意識の強い内の奥さんは「私も買う」と『TOEIC Test プラスマガジン』という月刊誌を買った。TOEICの内容に特化しており、TOEICのスコアアップが目的なら有効だろう。
ここから本題。買った5月号には「TOEIC受験体験密着レポート」なるコーナーがある。読者代表二人の一年間にわたる勉強状況とTOEICスコアを密着するのだが、これが全く「読者のやる気を削ぐ」素晴らしい内容になっている。
二人のうち、Bさんの目標は700点。10月-11月-1月と3度受けた点数は595-570-590と、ほとんど横這い。あまり勉強の成果が出ていないようだが、期間が短いし、成長の踊り場の時期なのかもしれない。
問題はAさん。1年前の3月から3月-11月-1月の試験結果は720-640-615。「順調に」落ちている!!しかし勉強法を見ると、読者代表になるくらいだから真面目に本誌を勉強しているだけでなく、先に挙げた『CNN English Express』もNHKラジオも使って、毎週すごい時間を費やして勉強しているみたいだ。それなのに100点も落ちるのですか?これほどやっても英語は上達しないのだ、と駄目を押されている気になる。嘘でもいいから「1年間も続ければTOEICスコアが100点上がった」と書かせるのが、この雑誌の務めだろう。正直すぎるのもどうかと思う。