The Vampire's Assistant No.2 (The Saga of Darren Shan)
- 作者: Darren Shan
- 出版社/メーカー: HarperCollins
- 発売日: 2000/05/30
- メディア: ペーパーバック
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実際には既に70ページほど読み進めていたものだったので、その分下駄を履かせてもらっていたのにもかかわらず、1月読破は叶わず。何とか2月に入って読了。内容はものすごく面白くて、単語が分からなくても流れでそれなりに読めるのだが、全体としてスピードが上がらないのが悩み。あともう少し早く読みたい。
内容についてネタばれにならない程度に触れると、この巻の見どころは、1巻のラストで、half vampireになったダレン・シャンが生き延びるために必要な「人間の血を飲む」という行為をどのようにクリアするか、という点。相変わらず、読者の対象年齢がよくわからないほど、容赦ない展開に驚く。特にラストはちょっと・・・という感じ。
なお、この巻の中盤以降では、ダレン・シャンは、サーカス団の一人として暮らすことになるのだが、突如登場して、物語をかき回すのが、地球環境・動物愛護原理主義の人間(シー・シェパードみたいなものか)という、ファンタジー小説にはありえない現実的な団体であることに驚き。「オオカミ男を檻につないで自由を奪っているのは問題だ!」とか、予想外の展開で、やっぱりダレン・シャンは面白いと確信した巻だった。
翻訳版(児童書)や、マンガもよく見かけ、誘惑には事欠かないので、英語で早く先を読んでしまいたい。