Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

祝・ダレン・シャン2巻読破!

The Vampire's Assistant No.2 (The Saga of Darren Shan)

The Vampire's Assistant No.2 (The Saga of Darren Shan)

年初に、今年こそは、ちゃんと英語を勉強しようと思い立ち、密かに、1か月に1冊ペースで洋書を読もうと思っていた、その第一冊目。以前読んでいたダレン・シャンの2巻。
実際には既に70ページほど読み進めていたものだったので、その分下駄を履かせてもらっていたのにもかかわらず、1月読破は叶わず。何とか2月に入って読了。内容はものすごく面白くて、単語が分からなくても流れでそれなりに読めるのだが、全体としてスピードが上がらないのが悩み。あともう少し早く読みたい。


内容についてネタばれにならない程度に触れると、この巻の見どころは、1巻のラストで、half vampireになったダレン・シャンが生き延びるために必要な「人間の血を飲む」という行為をどのようにクリアするか、という点。相変わらず、読者の対象年齢がよくわからないほど、容赦ない展開に驚く。特にラストはちょっと・・・という感じ。
なお、この巻の中盤以降では、ダレン・シャンは、サーカス団の一人として暮らすことになるのだが、突如登場して、物語をかき回すのが、地球環境・動物愛護原理主義の人間(シー・シェパードみたいなものか)という、ファンタジー小説にはありえない現実的な団体であることに驚き。「オオカミ男を檻につないで自由を奪っているのは問題だ!」とか、予想外の展開で、やっぱりダレン・シャンは面白いと確信した巻だった。
翻訳版(児童書)や、マンガもよく見かけ、誘惑には事欠かないので、英語で早く先を読んでしまいたい。