Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

スキマスイッチ『夏雲ノイズ』

夏雲ノイズ

昨日見た夢の話など興味ない 退屈さ
まわりくどい君の話し方なら なおさらさ(「君の話」)

何にでも巡り合わせというものがある。
スキマスイッチスガシカオと同じオフィスオーガスタという音楽事務所に所属しており、存在は前から知っていたし、気になっていたミュージシャン。シングル曲なども、コンビニなどでかかると必ず耳につくほど感覚が合う予感があった。
聴いてみれば、ムーンチャイルドを思い起こさせるような、赤点無しの万能ポップスの優等生。自分が歌いたくなる曲も多い。
特に、代表曲?「君の話」が最高。アコギとフルートだけで、僕にとっては、かなり反則気味だが、そこに不満だけのシンプルなメッセージが乗る。これはイイ!
ただ、名バラードとの呼び声高い「奏(かなで)」が、自分にはそこまでピンと来なかった。また、粒が揃いすぎていて少し面白みに欠けたかもしれない。
いや、それ以上に、スキマスイッチは、巡り合わせが悪かった。同時期に聴いていた2枚のアルバムが素晴らしすぎた。(つづく)