Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

仮面ライダー響鬼、スタッフ交代の騒ぎについて

知らない人のために簡単に説明すると、玩具が売れない、撮影の進め方がまずい(予算の浪費、スケジュールの遅れ)等の理由で、これまでのスタッフが降板になり、「アギト」〜「555」のスタッフに一新された模様。具体的には、30話以降は、プロデューサーは高寺成紀→白倉伸一郎、脚本は大石真司井上敏樹というのが大きい変更。
とにかく大騒ぎになっているが、29話目までと30話以降の雰囲気がだいぶ変わったのは事実。今までの響鬼の雰囲気が自分としては好きだったのも事実。
30話以降の3話を見ただけでも、本ストーリーに関係ないお笑いシーンの挿入や強引な展開など、不自然な部分も多い。ただ、新スタッフもラストまでを考えて、話を急いでいるのだろうし、仕方のない部分がある。
ただ、龍騎ファイズのときの難点から言えば、収束しない伏線を張りまくるのは勘弁。あと、響鬼のポイントは「師弟関係」と「鍛える」こと。既に、映画版では困ったことになっているようだが、鍛えずに武器だけで強くなる、という展開は、それこそ29話までと矛盾するのでやめてほしい。それが30話以降への願い。
まあ、龍騎ファイズは面白く見てたので、あまり否定的にならずに見たいと思います。布施明の登場とかも面白く見たし。(新体制ならではの思い切った展開だとは思いますが)