Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

最近購入したCD

CDというのはなかなか値が張るもので、しかも期待外れということも多いことから、レンタル出来るCDは購入しないのが、僕のCD購入に対する考え方です。
どこからがレンタルできる(=行動圏内ののツタヤに並ぶ)か、という線引きは難しいところですが、微妙なところで言うと、「ohana」まではツタヤに並ぶだろうという判断です。*1
それらの前提の上で、4月以降に購入したのは、以下のCD。

  1. 20世紀漂流記/あがた森魚ベスト
  2. リズムであそぼう
  3. 19才(初回生産限定盤)(DVD付)
  4. 僕と君の全てをロックンロールと呼べ
  5. Alaya VijanaIII

最後のだけはジャケを紹介。
Alaya VijanaIII

1(あがた森魚)は、まだしっかり聴いていない。あがた森魚に興味を持ったそもそもの理由は、ナイアガラ関連のルート以外では、ヴァージンVS名義での、うる星やつらのEDテーマ「星空サイクリング」なのだが、最近、見るテレビの8割がNHK教育となっている自分としては、バケルノ小学校の主題歌(歌・あがた森魚)の影響も大きい。ただ、当然どちらとも、このCDには未収録で、なかなか聴きやすいCDでも無いので、一回聴いて放置状態。それでも「幸子の幸は何処にある」(赤色エレジー)という歌詞は耳から離れない。

2(リズムであそぼう)は、コンピだが、作家陣が豪華!コーネリアスもいるし・・・と思ったのだがインパクトが弱い。インパク知の1-8くらい。

3(スガシカオ)は、当然レンタル圏内に入るのだが、初回限定でおまけが魅力的な場合は別。実際、おまけのDVD(アコースティックライヴのダイジェスト)は、なかなかのボリュームでした。そして、個人的には『Real Face』の歌詞はどうかと思っていただけに、今回はスガ節全開の楽曲と歌詞で大満足。カップリングの「ホームにて」も打って変わって聴かせるポップスで巧い。
「ぼかし」が入っているという話題(笑)のPVも見たけど、ああいう「妄想」こそスガシカオの原点だ。本人は否定しているけど・・・。

『19才』のミュージックビデオでは、少年がエレベーターで一緒になっただけの美女に抱く、エロチックな妄想を描いているが、「ああいう妄想は19才男子だったら、だれでも持っているよね(笑)」。そのミュージックビデオの最後には「1985年 19才」というテロップが出るが、もしやこの少年は彼自身?

「違う違う! あれは監督が勝手に入れたんだって(笑)!」

4(サンボマスター)は、当然レンタルで借りるべきなのだが、スガシカオ『19才』を買うときに気分が良かったので、ついレジに持っていってしまった1枚。
全体の感想としては、いい曲も多い*2が、前作を聴いて抱いていた期待とはベクトルが異なるので素直に評価できない。また、新しい曲も過去の曲のバリエーションに聴こえてしまうのを、サンボマスターらしいと称えるべきか、もっと精進してほしい、とお願いするべきなのか、よくわからない。暴走しすぎて、グループ魂のようになっている曲がちらほら。
いずれにしても、サンボマスターのベストは、3枚の中で言えば、昨年出た2枚目。特に初めて聴く人は3rdから聴かない方がいいので、そこんとこよろしく。
ただ、僕は、山口隆をテレビで見たり、インタビューを読んだりするたびに、彼に惹きこまれていく。水道橋博士との対談や真心ブラザーズとの共演のあった「僕らの音楽2」も最高だった。インタビューの語り口も、いちいち面白い。

やっぱりカッコつけてばっかりのヤツは信用できねえもんなあ。
「やっぱ愛とか平和とか……そういうの、やっぱり僕は恥ずかしい人間で……」ってカッコつけてるヤツが語ってても、「うそつけ!」って思うわけですよ。ディランを見ろ、ボブ・ディランを。恥ずかしいよ? 『ブロンド・オン・ブロンド』っていうアルバムのジャケット見たことあります?
自分がモテると思って写ってますからね。モテてねえっつうの!

なんて言いながら、「愛」と「平和」について歌う。あと、彼女の水着について歌う・・・。そんなサンボマスターを僕は猛烈に応援したいわけであります。

5(アラヤヴィジャナ)は、ジャケに惹かれて、また買ってしまった。このアルバムのレビューは必ず「ツインホーメイ」について語られているから、ここで入れないわけにはいかない。
ホーメイっていうのは何かというと、こんな風に聴こえる楽器で、ジャミロクワイのファーストで特徴的に使われているやつ。

「ミ゛ィィ〜ユ゛〜」
「ヴェ〜〜〜」
「ウイィヨヨヨヨィィィィン」

オリジナル・ラヴの『L』の頃のライヴでは、ゴローさんという人が演奏していました。
で、内容ですが、以前聴いたファーストよりも断然聴きやすいです。
これは結構長く聴けるかもしれません。

→(参考)ファーストアルバムの感想

*1:ハナレグミクラムボンのCDはレンタル対象になっているため。

*2:「二つの涙」がいい。あとは今更ながらシングルにいい曲が多い。