Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

太白山自然観察の森「親子で昆虫かんさつ」

土曜日は久しぶりに太白山に行き、自然観察会「親子で昆虫かんさつ」というイベントに参加して来た。
募集は「中学生以下」の子どもだったが、集まったのは小学校低学年以下の子ばかり。これまで2回参加したときとは異なり、解説は女性の方だったが、子ども受けもよく、小さい子の扱いにも慣れた方だったので、とてもよかった。
肝心のようたは、初期段階から「疲れた」「ジュース飲みたい」を連発していたが、途中から「これ見て!」「見つけたよ!」(見つけてなくても)「凄いのいたよ」(他の子が見つけたものも自分が見つけたように)などと楽しみながら虫探しに興じていた。
子どもに対して、自然に親しもうなどといってみても、親しみ方のよくわからない自分みたいな「都会っ子」(もやしっ子)にとっては、こういう機会は非常に有難い。勿論、自分の勉強にもなるし、一石二鳥だ。ただ、今回は、手帳(野帳)を忘れてしまったのが反省点。次回は持ってこよう。
あと、昆虫の写真も数点撮影したが、ほとんどうまく撮れず。昆虫アップ写真はブログ等でよく見かけるが、カメラが違うのか、自分のが撮影したものは寂しい出来だ。やはり高いカメラが必要なのか?
一応、解説のあった昆虫等を箇条書きで。

  • オナガグモ:名前のとおり細長いクモ。ちょっと気持ち悪い。

  • ナナフシ:ゆらゆら前進する。思ったより気持ち悪くなかったのは短かったからだろう。
  • シャクトリムシ:脚は、前と後の端部にしか存在しない。(のでああいう歩き方になる)
  • ヒシバッタ:上から見ると菱形
  • オトシブミ:葉にくるんだかたちの卵を産む

  • ツマグロヨコバイ:黄色いので別名バナナムシ
  • シデムシ:動物の死体に集まるため「死出虫」とされたのが由来
  • シロスジカミキリ:翅の模様は黄色だが、死後は白に変わるのが名前の由来(命名者は標本を見る)
  • クリタマバチ:クリの木の芽の部分が赤く瘤になっていた場合、そこに卵が産みつけられている。
  • ザトウムシ:真ん中の長い脚で前後を探るようにして歩くのでその名がついたクモ。足が六本に見えたが・・・。
  • ベニボタル:光らないホタル。触覚はのこぎり状。
  • コメツキムシ:別名パッチンムシ。子供のころはコメツキバッタと言っていたが・・・。
  • ハバチの幼虫:蝶の幼虫のよう。蜂のすべてが巣をつくるわけではない。
  • ムカデ:足は18対あったような気がしたが、勘違いのようだ。体節に2対の脚があるのがヤスデ。1対がムカデ、と見分ける。

歩肢の数は分類群によって異なり、イシムカデ目、ゲジ目の成体は15対、オオムカデ目では21又は23対、ジムカデ目では種によって異なり27対から37対、41対、47対などを示し多い種は100対を越し173対まである。ジムカデの歩肢対数には多くの個体変異がみられるが、発生による制約があるらしく偶数対の歩肢対をもつ個体は稀な奇形である。