Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

リベットくん三昧その2

(前エントリからのつづき)
次の「作品」をつくる時間がとれなくて、少し放っておいたのだが、ようたは「ペンギンの紙ので遊ぼうよ」などとしばらくの間言ってくれていたので、結構気に入ったようだ。
ところが、ライバル出現。

図書館で借りてきた五味太郎の「おさんぽえほん」。
この本は、付録として男の子と女の子の紙人形がついていて、絵本の中の世界で遊べるようなつくりになっているのだ。
ちょうど、ペンギンのリベットくんと同じ程度の大きさながらも「絵本の中の世界」がある分、向こうが上。ようたは、勝手にお話をつくって、男の子と女の子を動かして遊ぶ日が続いたのだった。
巨匠・五味太郎に勝つためには、新たなリベットくんの製作が必要なのだ。
〜〜〜
ところで、最近かなり長い間ようたがはまっているものがある。
NHK教育テレビの「つくってあそぼ」だ。(我が家では「わくわくさん」と呼ぶ)
こんなの⇒わくわくゴロリのペットボトルでつくろう (NHKシリーズ―NHKつくってあそぼ工作絵本)
番組を録画したDVDや雑誌は、ようたが、それこそ擦り切れるほど見ている。
そこで、まずは、わくわくさんの相棒、クマのゴロリをつくることにした。
まず絵を描く。

『いわいさんちのリベットくん』の本の中でおススメされていたグレーのマーカーで絵を描いてみた。(優しい雰囲気になるとのこと。)
腕とかは、適当に描いたため、短くなってしまったが、大きめに切ってから、リベット接合時に調整すればいいのだとあとから気づいた。


ゴロリ(パーツ×4、リベット×3)

何だか思ったより時間がかかってしまったので、一休みしていたら、やはりようたから「わくわくさんもつくって」とのリクエスト。「ゴロリくんが寂しくなっちゃうよ」とのこと。
今回は、題材が人間なので、手足の長さなどのバランスが悪いとあからさまにわかってしまうので、少し下書きをしてあらかじめ長さを確認。リベット数もこれまでで最高の5ということで、かなり慎重につくった。
いやー力作。


わくわくさん(パーツ×6、リベット×5)
※あとから撮影したため、もうボロボロだが・・・

余談だが、わくわくさんの実物はとても怖いのだ。
といっても、番組では常に「実写」で登場しているので、実物も何もないのだが、テレビを通して見るわくわくさんは、「ゴロリと仲良しの、工作のうまいお兄さん」として脳で処理されている。
なので、本などで、写真を見ると、ちょっとギョッとしてしまう。

で、オチも何もないのだが、自分のつくったおもちゃで、ようたが楽しく遊んでいるのを見るのはとても気分がいいのだった。五味太郎にも勝利した。