Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

怖くなかった『崖の上のポニョ』

崖の上のポニョ、見てきました。
すごく面白かったです。超楽天的な終末映画といったところでしょうか。
公開当初の「怖い映画」っぽい風評に加えて、うちの奥さんの「ママトモ」(文学・芸術に造詣の深い、しっかりとした40代女性)が、クトゥルー神話の影響を真面目に語っていたという話を聞き、かなり警戒していたのですが、予想を覆して面白かった。
印象を言えば、絵本と沖縄美ら海水族館東京都現代美術館エヴァンゲリオン最終話と友人の結婚式をいっぺんに見た感じ。
怖がると思っていたようたは、ちゃんと最後まで観ることができてよかった。嫌がっていたシーンは、フジモトが怖い感じで登場するシーンと、宗介がポニョを保育園に持っていってからのシーン(お母さんに怒られる!と変な意味で怖がっていた)、あとは、ちょっと怖いかたちのポニョ(第二形態?)くらい。
自分の中では控えめにいっても傑作だったので、ご祝儀*1として、帰りに本屋で二冊購入。

ロマンアルバム 崖の上のポニョ(宮崎駿監督作品)

ロマンアルバム 崖の上のポニョ(宮崎駿監督作品)

仕事道楽―スタジオジブリの現場 (岩波新書)

仕事道楽―スタジオジブリの現場 (岩波新書)

*1:ライヴなどの出来が良かった場合、自分は「ご祝儀」として、グッズを多めに買います。今回、映画館売りのグッズは、それほどいいものが無かったので、本屋さんで買いました。