Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

音楽いろいろ

オリジナル・ラヴと日食

日食の映像を見ながら、オリジナル・ラヴファンのうちの何%かは、アルバム『Desire』の裏ジャケを思い出していたに違いないと思うのだが、どうだろうか。なお、天体マニア田島貴男は、今回はVoiceでも、この話題に触れず。一般的な「熱狂」の様子を見て嫌になったか?

すばらしい音楽をちゃんと心で受け止めるには、たっぷり時間がかかることがある。何回も聴いて、あるとき突然好きになる。聴くタメが必要な場合があるんだ。
 タメは聴く時だけじゃなくて、音楽を作る時にも本当は必要だ。ある程度時間をかけて頭の中で考えてタメを作っておいて、あるとき一気に形になった曲は出来が良かったりする。あまり時間が早く流れ過ぎているとタメの時間がなくなってゆく。
 古いポピュラーミュージックは、今よりもゆっくりした時間の流れの中で生まれたのかもしれない。

この話題は関心を持って読んだし、「インターネットのある今は、音楽をぱっと聴いてテキトウに判断して、流したままにしてしまうことが多くなった。音楽をじっくり味わうには、少し時間の流れが早すぎる気がする。」という意見は、まさにその通りだと思う。が、例えばビートルズの音楽は、僅かな制作期間で時代の変化を捉えたからこそ、傑作になりえている気がする。どうなんだろ?

Desire

Desire

100s『世界のフラワーロード

100sの新作、聴き込んだわけではないが、中村一義100sの集大成的な作品であることはわかるし、コンセプトアルバムとしての、かつてない意気込みを感じる。歌詞も相変わらず、ものすごい。

まだ見ぬもんが少なくなったと言うんだろう?
ただ、あなたの目は閉じたままだろうが、ほら。
(「世界の私から」)

立ち読みで途中まで読んだbridgeのインタビューが、あまりに核心をつきすぎているようなので、今読むのは勿体ない気がして、本を閉じた。インタビュアーの名前を確認すると、渋谷陽一。さすが。

世界のフラワーロード(DVD付)

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スガシカオ『Partyp People』

スガシカオの新作は、「コノユビトマレ」ほどではないが、やはり期待していた出来。スガシカオのシングルは、表題曲1曲ではなく、3曲まとめてのクオリティが高いと思う。
「おまけ」のライヴDVD17曲入り!は、まだ見てません・・・。

Party People(初回生産限定盤)(DVD付)

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マイケル・ジャクソン関連

ノーナ・リーヴス西寺郷太の熱いマイケル話があまりに面白く、TBSラジオ「キラ★キラ」のpodcast配信が毎週楽しみになっている。ちなみに自分にとっては、マイケルといえば『Dangerous』です。

Dangerous (Spec)

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