よう太が、コナンに興味を持ったのは、HPの影響のようだ。おそらく、ドラえもん(もしくはおでん君)→小学館→コナンと辿っているらしい。
さらに、コナン熱が決定的になったのは、診療待ちの長い耳鼻科の待合室にコミックスが揃えてあるからのようだ。ミステリ的な部分が十分理解できなくても、全体的な流れとアクション部分だけで面白がって読めるのだろう。
そして、ドラえもん映画を観に行ったタイミングが、コナンの映画公開1週間前にあたり、予告編もポスターもとにかく目を引くものが劇場に溢れ、「観たい観たい」の駄々に拍車をかけたのだった。
仕方なく、見に行くことを決定した日曜日は、昼時期に行くと40分前で既に満席。諦める一方で、古本の処分に行ったブックオフでも、延々とコナンを立ち読み。(こういうときは「疲れた〜」と言わないからすごい)
帰る車内で、「よう太、帰ったら漫画を描くからね。ちゃんと読んでね。」としつこく言われたので、帰宅後、すぐに、「おえかきボード」につきあう。(「(残るから)ノートに鉛筆で描いた方がいいよ」とアドバイスしたが、どうも、描き慣れた「せんせい」からは離れられないらしい)
その作品がこちら。(長いので、飛び飛び)
↑「さそってさつじん」の意味は、遊園地に誘われて事件に巻き込まれてしまった、の意味とのこと。新一が遊園地で薬を飲まされて「コナン」に変身した名探偵コナンの初回へのオマージュだと思います。
↑吹き出し内の棒線は、きちんとしたセリフになっています。直接聞くと、読み聞かせてくれます。あと、主人公は「お金持ちの子ども」です。だから、この作品は「名探偵お金持ちの子ども」シリーズになります。
↑凶器は「くぎ」です。頭に「×」がつくのは「ねじ」だよ。と教えてあげたら納得していました。
↑「ねじ」を頼りに、「お金持ちの子ども」が名推理を繰り広げています。内容は忘れてしまいました。
↑いったん、漫画形式に飽きたようです。捜査を続けて川を渡ったビルに行き着きます。
↑ここから第二部スタートです。「ねじのしょうたい」とは一体何なのでしょうか?
↑最後、「きゃー」となっています。
↑もう一人、犠牲者が出てしまったようです。
ということで、次回が楽しみなまま、終わってしまいました。やっぱり殺人事件だとか、そういうのは、子どもの教育上よくないなあと思いつつも、自分も小学生の頃、こんなやつを書いていたことを思い出します。というか、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズとかは、もっとひどかったし。