Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

坂口大臣の発言

テレビを見ていて時々思うのですが、坂口力構成労働大臣の、年金一元化に対する物言いは詭弁にすらなっていないのではないでしょうか?

坂口厚生労働大臣は講演で「どのような制度でも負担と年金水準の関係はついて回るので、政府改革案を今の国会で通すことと、新制度を考えることは連続しており、将来、年金の一元化を考える場合に障害にならない」と述べました。
NHKニュースhttp://www3.nhk.or.jp/news/2004/04/10/k20040410000161.html

いわく

「100年に渡っての将来を見通しながら作った案ですので」
「これは一度通させていただいて」
「新しい年金制度をその上に考える」

これはひどくないですか?あまりに支離滅裂すぎる。
さらに、同講演での「受け取る年金額など具体的な数字が示されていない」という民主党案への批判は、極東ブログ*1を読むと、厚生労働省が必要資料を出さないことが「具体的な数字を出せない」理由であり、全く批判になっていないといえます。

僕は、国民年金については、断然、今の民主党案を応援します。というか、基本的に今の年金制度を踏襲した今の自民党案はあまり議論するに足らない案だと思う。江角マキコの年金未加入問題も、江角本人だとか事務所に原因があるのではないと思う。かといって、社会保険庁に責任があるというのでなく、払うつもりのある本人でも払っているのかどうかわかりにくい現在の年金制度自体に問題があると思う。当然、一部の払うつもりのない人は(あまり罪の意識を感じずに)払わなくて済むというのがもっと問題だと思います。