先日見たNHKスペシャルで放送していた内容にピンポイントに対応するタイムリーなニュースを発見。
大地震時の緊急医療対策をめぐり、厚生労働省は05年度に災害時に派遣する医療チームを200程度編成する方針を固めた。米国で活躍している「DMAT」(Disaster Medical Assistance Team=災害時医療支援チーム)を手本としており、全国から登録したチームが災害現場に駆けつけ、負傷者の治療に当たる。
いいことです。実際には「自衛隊施設の近くの地域にある災害拠点病院の医師らを中心に確保する」というのが、相当大変なことなのかもしれませんが。
なお、記事の内容は、クラッシュ症候群からヘリ搬送、自衛隊、国立病院機構災害医療センターまで、先日のNHKスペシャルの内容をなぞったものになっているので、いい復習になりました。
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ちなみに、このようなニュースもありました。よく考えると9/1が防災の日なので、このようなニュースが多いのですね。
防災の内容が多様化したため、防災部局が生活環境部や環境防災部、総務部、防災局などとまちまちになっている。東海・東南海・南海地震といった広域災害が起きた場合、組織間の連携が必要だが、混乱の恐れがあると指摘する声も専門家の間で出ている。
日本が不得意な「組織間の連携」については、やはり、大学時代からの友人id:D16がコメントで指摘していた「権限の所在と、それを行使する自覚」が必要なのだろう。こういう風に組織増やしたりするのは得意なのになあ・・・。
参考(過去の日記):プリベンタブル・デス(避けられた死)