Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

日経概観1/21

土日は日経新聞を買うことが多いので、そこからひとつ程度記事を取り上げてエントリを書くことにした。
質にはこだわらず、週に一回、時事や社会的な内容について書くことを習慣づける主旨。

全体

センター試験の問題解答がある、いわば特集号だが、大学入試から十数年が経った今、さすがにもう解く気力は無い。
そのほか、裁判員制度に関して、会社業務に支障が出るので、辞退を柔軟に認めてほしいとの内容が一面含め、数箇所で扱われていた。平成21年が実施予定年だとのことなので、仲間由紀恵に優しく教えてもらおうか・・・。
http://promotion.yahoo.co.jp/saibanin/

エコノ探偵団

エコノ探偵団の今回のテーマは「バイオ燃料プロジェクトの背景は?/補助金自治体誘う」というもの。
CO2排出量削減の観点からは、バイオ燃料のプロジェクトが増えているのは良いこと。さらに、岩手の葛巻などでは、知名度アップで観光客が6年間で倍増、大きな経済効果を得ている。そのため、農水省経産省環境省など多くの省庁が補助金を出している。
しかし、問題は、補助金が効果に見合っているのかという点。実際に、バイオ燃料は海外からの輸入の方が安価なこともありうるし、補助金の厳しい審査がなされているとはいえない状況にあるという。
以下感想。
自治体が、費用対効果を考えずに、補助金目当てに事業を起こし、拡大していく時代は終わっており、今後は、自治体自身による厳しいチェックがまずは必要なのだろう。そして、それを監視する住民の目が必要だ。夕張市については、観光行政の失敗が破綻の原因として挙げられるが、「環境」行政の失敗による破綻というのもあり得ない話ではないだろう。会社も自治体も国も、破綻して損するのは、結局それらに属している人間なのだから、折に触れて、属する組織のお金の使い道に目を向けるよう勉強が必要だ。