全般
G7会議では円安言及なし、6カ国協議が相変わらずこじれている、というのがメインの話題か。
一面トップは「初任給上げ 業種拡大」。
ニッポンの教育/揺れる「22歳の決断」(一面)
企業が求める人材と、大学側の取り組みの溝について。
勉強、特に就職を意識した勉強という意味で「全然ダメ」な大学生だった自分としては、非常に痛い話題。
外国の取り組みとして、以下が紹介されている。
- ダブルメジャー(米):文理問わず二分野以上の専攻を認める
- ギャップイヤー(英):大学入学前の一年間を見聞を広めるために使う(ボランティアなど)
後者は、日本政府も検討に着手しているというが、こういったものを受け入れる柔軟な姿勢が大学にも企業にも求められるというまとめ。
自分の意見としては、大学入試のために費やすエネルギーが大きすぎることが全ての問題であるような気がする。入試で燃え尽きたあとの学生にもう一度火をつけるよりも、(仕事に関して)中高生のやる気を引き出すような取り組みの方が、長期的に見て有用であるように思う。
大学全入時代ということで、全ての人が大学に通うことが想定されているのかもしれないが、そういうものでもないだろう。
今を読み解く(読書)「新型インフルエンザの脅威」
インフルエンザのパンデミック(世界規模での大流行)について
1918〜1919に流行したスペイン風邪では、関東大震災をはるかに上回る40万人の方が、「日本だけで」亡くなったという(世界では4千〜5千万)から、やはり怖い。
紹介されているうちの一冊は新書で山本太郎『新型インフルエンザ』
- 作者: 山本太郎
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2006/09/20
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読んでみよう。
活字の海で「ケータイ小説の書き方」
冒頭に驚いた。
フィクション部門のベストセラーを見ると、上位十冊中五冊を「ケータイ小説」が占めている。
ここでは以下の2冊が紹介されている。
- 作者: 伊東おんせん
- 出版社/メーカー: ゴマブックス
- 発売日: 2007/01/30
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- 作者: 内藤みか
- 出版社/メーカー: ビジネス社
- 発売日: 2006/10
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ただ、「ケータイ小説の女王」内藤みかの著作を見ると、フランス書院を含め、エロ小説が上位を占めるのだが、どういうことなのだろうか。ケータイ小説=エロ小説なのか?*1
ケータイ小説を読んだことがないのでよくわからないのだが、そもそも本を読まないからケータイで読むのだろうに、そういう人たちが本を買うのだろうか、という疑問は残る。本好きは、おそらくケータイ小説は読まないような気がする。
誰が買ってランク上位を占めているのだろうか?