日経概観12/2（日）

かすむ経済活性化道筋描かず論議空回り：逆走ニッポン08予算＆税制（下）（1面）

主要国で最も高い日本の法人実効税率。07年では見直しに意欲的な方向が示されたが、08の税制改正要望では「新規の企業減税はほぼゼロ回答。実質増税の恐れもある」という内容のようだ。
選挙前ということで、「庶民増税、企業減税」と移る方向性は打ち出しづらいというのが本音。
一方で、民主党は、月26000円の子ども手当て、高速道路無料化を代表に歳出プランが多く財源確保に問題あり。
どちらも財政再建と経済成長を両立させる道筋を描けず、時間ばかりが過ぎていく。
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それにしても、与野党の税調会長である自民党・津島氏、民主党・藤井氏は77歳、75歳。高齢だからダメだとは言わないが、働き盛りの世代の抱える問題が直感的に理解できるとは到底思えない。こういうときに、改めて、世代別二院制は物凄くいいアイデアだと思うのだが・・・。

「埋蔵金、40兆-50兆円ある」中川秀氏、歳出削減の余地強調（2面）

消費税率を10％程度に上げる必要性に言及した自民党財政改革研（与謝野馨委員長）への反論として。
埋蔵金とは、特別会計などの、これまで十分手をつけていない部分のことを言う。実際、よく分からない部分だが、少なくとも民主党が政権取ったら特別会計の闇は全部晴らしてくれることを希望。

インドネシア　対日LNG1/3以下／10年以降、輸出削減決定（1面）

量確保 影響は限定的／インドネシア 価格交渉でも強気（7面）

インドネシアはマレーシア、オーストラリアなどと並ぶ日本向けＬＮＧの主要供給国で、年間約1500万トンを対日輸出している。その8割に当たる1200万トンが10年、11年に相次ぎ契約更改となる。プルタミナは年内に関西電力、中部電力、大阪ガス、九州電力など6社と10年間の契約延長で合意したい考え。だが、供給量は前半5年間は年300万トン、後半は年200万トンに削減する。

理由は(1)既存ガス田の産出量減少(2)国内への供給優先の必要。
今回の削減は予測された事態であり、これですぐにLNG不足に陥るわけではない。ということで量的な問題はないが、価格面はかなり不安が残るようで、資源小国の辛さがもろに出たかっこう。
ということで、エネルギー安全保障という観点では、原子力の安全利用推進なのかな？

口臭　舌苔（ぜったい）ケアで防ぐ（10面・健康）

特に気にしてませんが、やはり不安に襲われることもあるのでチェック。
新潟大学の宮崎秀夫教授によれば

• 毎朝、固形物を中心とした食事をとる（ゼリーはダメ）
• 食後は歯磨きと舌苔取りを毎日する

これで口臭は100％解消する、という。
（ここで「ぜったい解消する」と言って欲しかったのですが・・・）
で、記事にもある専用ブラシというのはどういうものかと思って調べると、例えばこれ。

micro result 舌クリーナー スイトローザ(青・緑・黄・赤のうち1色。色はおまかせ)

レビューが何だか怖いですが・・・。

行きつけの歯医者さんで聞いた話。プラスチックやブラシだと後でヒリヒリするのは、舌乳頭という舌の表面が傷つきやすいからで、あまりゴシゴシやると見えない出血状態で舌ガンになるよと脅されました。そこでこれを勧められたので、ハンズで買いました。

読書（24面）＋書籍広告（3面・40面）

「社会を変える」を仕事にする――社会起業家という生き方

• 社会企業家の本というのは、やはり気になります。

わたしたち消費―カーニヴァル化する社会の巨大ビジネス (幻冬舎新書)

• やはり、この人のは外せない。「幻冬社新書」という点は引っかかるが・・・。

起業家2.0―次世代ベンチャー9組の物語

• やっぱり起業家、憧れます。