Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

ヤングサンデー休刊について

小学館が30日(金)、青年コミック誌『週刊 ヤングサンデー』の休刊を正式に発表。同誌はテレビドラマ化もされた『Dr.コトー診療所』や『クロサギ』など数々の人気作品を生み出してきた。87年4月の創刊(当時は隔週刊)以来、愛されてきた同誌だが、7月31日発売号をもってひとまず、その歴史にピリオドを打つことになる。

木曜日発売の週刊漫画誌の中では、学生時代からヤングジャンプではなくヤングサンデーを読んでいたクチなので、何というか感じるところがありました。
ヤンサンといえば、何といっても喜国雅彦なのですが、古屋兎丸『ショートカッツ』、阿部潤『the山田家』などのスタイリッシュな作品がたくさんある一方、『青春くん』のような愛すべき作品もあり、自分にとってはギャグ漫画の印象が強いです。
ストーリー漫画では、柏木ハルコ山崎さやか北崎拓などのちょっと変わった漫画が、他と一線を画していたように思います。特に、回収騒ぎを起こした山崎さやか(当時沖さやか)『マイナス』は、毎回、読みたくないと思いながらも読んでしまう作品で、異常な迫力に満ちていました。
あ、あと、自身の青春時代と切り離しにくい『Bバージン』(山田玲司)とか『冬物語』(原秀則)ね。ちょっと泣けてきた。

何となく一首。

サンサンと
日が降り注ぐ毎日が
ずーっと続きはしないのだなあ・・・

(ヤンサンとサンサンをかけています)