Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

雪が降っているので映画三昧

よう太が扁桃腺炎で発熱。今年に入ってから既に5回目で、そのたびに3日くらいは幼稚園を休んでいるので、摘出手術を受けることも考えなければならないなあ。
元気なのだが、38度以上あるので外出はできず、家で過ごし、立て続けに映画等を。

名探偵コナン 漆黒の追跡者

金曜ロードショーを録画した昨年の劇場版を見る。
コナンは、あまり見たことがなかったので、これを見ることで、一通りの基本設定がわかってよかった。逆に言うと、慣れ親しまない子供が見ると、ストーリーの理解に苦しむ。また、「被害者」「被疑者」・・・等の言葉も、6歳児には難しい。それも含めて、少し難しい(子供向けではない)作品として、背伸びして楽しんでいたようだが、小学3、4年生以上向け、といったところか。
ストーリーは面白かったが、東京タワーがハチの巣になるクライマックスなど、悪の秘密組織が派手に立ち回り過ぎなところと、真犯人の動機がイマイチの部分など、少し考えるとアラが目立つ。が、考えなければ面白い映画。
東京タワーという名称は、一企業名であるためか、使用することを避けて「東都タワー」という架空名称や「芝公園」で言い換えられていたが、これもイマイチだなあ。

カンフーパンダ

カンフー・パンダ スペシャル・エディション [DVD]

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これは面白い。
ライムスター宇多丸の映画批評コーナーで、たびたび名前が挙がるカンフーパンダ。よう太が寝ている間に夏ちゃんと奥さんと見たが、面白かった。
ラーメン屋の一人息子でカンフーマニアのでぶパンダが、偶然、伝説の「竜の戦士」に選らばれて修行を積む、という話。ストーリーにメリハリがあり、アクションシーンがかなり見応えがあり、笑える部分はトコトン笑える。
竜の戦士に選ばれた者が見ることのできる「竜の巻物」の内容については、いろいろ感じるところがあったりして、先日見た「ボルト」よりも、自分にとっては贔屓にしたい映画となった。

ドラえもん のび太と鉄人兵団

映画ドラえもん のび太と鉄人兵団 [DVD]

映画ドラえもん のび太と鉄人兵団 [DVD]

最近のドラえもん映画では、エンドロール終了時に来年公開作のヒントが一瞬だけ出る。たとえば、緑の巨人伝のときには、チャミが出たので、すぐに宇宙開拓使と気がついたのだが、今回は、鉄球みたいなもの+ピーピー音のみ。
その場では分からなかったが、今回、鉄人兵団を見直してみると、それはまさに鉄人兵団の冒頭部分でのび太が拾うもの。あー、そうなのか鉄人兵団来たか。と不安と期待と不安と不安が入り混じっている。
鉄人兵団の感想は、以前書いたとおり。やはり、ラストには納得が行かないが、そのお膳立てがなければ、見る人の涙を誘うリルルの大英断は出てこないので、それもアリかという気がしてきた。
テーマ設定が、宇宙開拓使(企業VS環境)のように古くならない映画なので、リメイク版では、さらなる掘り下げと、ラストの変更をお願いしたい。