Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

マスコットの悩み

上の続きだが、社会に感じる違和感を「世代」では説明しきれないのではないか、というのが僕の考えだ。むしろ「時代」で説明するべきだろうと思う。
以下に取り上げるのは、ファイターズのマスコットのコラムである。

僕達マスコットにとって一番の「悩み」とは、マスコットに対してイタズラをしてくる人達です。(中略)
そして更に信じられないのは、こういう人が分別のつかない子供ばかりではなく、いい歳をした大人にも多いという事なんです。(中略)
今年、あるマスコットが客に頭を殴られて負傷したという「事件」がありました。新聞記事にもなったから、ご存知の方もいると思います。他にも、例えば握手をした相手の子供にペンで手を刺されて出血したという話も聞いた事があります。これはもう立派な傷害事件ですよ!僕がマスコットを始めたばかりの頃には、今ほどイタズラはひどくなかったような…何だか年々悪質になっていくような気がしてなりません。

つまり、時代とともに、子供も大人も悪くなっているというのが実際ではないか、ということ。ここで、「いい歳をした大人」が、団塊ジュニア以下である可能性も勿論あるが、そうだとしても、その人達と一緒に括られるのは御免だ。
また、先日の中国サポーターの問題ではないが、「一部の」人達のこういった行動を容認してしまう雰囲気を作り出したのは、「笑いを最優先させる」テレビにも原因があると思う。

でもひょうきん族や、ウンナンダウンタウンの頃と比べて、実際に学校とかでそのままイジメのネタに使えそうなコントしている人が最近多いんだよなあ、ウンナンダウンタウンの頃もたいがいひょうきん族に比べたら、実際のイジメのネタに出来るものが多かったけど、最近は直球だからなあ、なんかタガが外れているというか、お笑いを最優先させる事が正義という考えになっているんでしょうが、それはテレビではなく自分たちのライヴでやることで、やっぱりそれをテレビでやらせちゃう作家やディレクターの責任か。

それが、「時代」の要求なのか?「世代」の違いによるものか難しいところではあるけれど、僕は前者が大きいと思うのです。
長くなったので、また今度続きを書きたいと思います。