- 作者: ますむらひろし
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1998/05
- メディア: 新書
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これを読むと、あの映画(ますむらひろしの漫画が原作ということになる)も、生半可な気持ちでつくられたものでないことがわかる。また、「銀河」の「星」の中にいるはずなのに、画面全体が常に暗い理由も納得でき、改めて、映画を見てみたくなった。
ここら辺は行きつ戻りつで、解説本を読んだあと、作品に戻り、改めて解説本を読む、ということを繰り返して理解が深まるのかもしれない。そして、『銀河鉄道の夜』は、そういった繰り返しの価値がある作品だ。