Yondaful Days!

好きな本や映画・音楽についての感想を綴ったブログです。

オリジナル・ラブの新シングルはこれだ!

オリジナル・ラブの新曲(偽)情報です!
前回書いたように、11月のひとりソウルツアー前にシングルが発売になるのは僕の中では既定路線となっています。それでは、肝心の新曲は何だろうか?と、発売されない可能性が高いシングルの内容を夢想するという、無駄に無駄を重ねた内容が今回のエントリです。

気になるシングルのタイトル曲は?

いろいろなインタビューを読むと、最新作『白熱』は、かなりのストックの曲の中から選ばれし者たちであって、アルバムの雰囲気とのずれ等から、選から漏れた曲も沢山あるようです。*1実際、過去のライブで既に披露されていながらアルバムに収録されていないものもあり、中でも、ライヴで木暮・田島がギターで撃ち合いをしたという、おふざけモード全開なこの曲こそが新曲にふさわしいのではないかと思います!


それは、Holeshot Tourでのみ披露された「大追跡」です!
実は音源も既に入手済みです。


すみません。嘘でした。上は、ルパン三世等で知られる大野雄二の曲です。*2この曲は、大野雄二コレクションのCDを借りてきて初めて聴きましたが、ルパン三世の従兄弟みたいな曲で、非常に親しみやすく、初めて聴いてから3ヶ月以上経つ現在でも愛聴しています。

刑事ドラマとオリジナル・ラブ

さて、刑事ドラマ「大追跡」は、小島慶子のキラキラで刑事ドラマを取り上げたとき、ライムスター宇多丸の大推薦があって初めて知ったドラマです。

『大追跡』(だいついせき)は、1978年4月4日から1978年9月26日にかけて毎週火曜日21:00 - 21:54に日本テレビ系列で放映された刑事ドラマ。全26話。
【内容】検挙率をアップすべく、通常の捜査体制から追い出された5人の刑事たちを集めた県警本部の特殊セクション、『遊撃捜査班』。横浜を主な舞台に、管轄内で発生した全ての事案への介入権を持ち、所轄署の捜査では進展しない事件を全くの別行動で解決していく彼らの活躍を、銃撃戦やカー・スタントなど激しいアクション、気のきいたセリフ、そして随所に散りばめられたユーモアを交えて描く。


自分自信は、刑事ドラマといえば、『太陽にほえろ』や『西部警察』の記憶が微かにあるものの、あまり憶えていません。それは、ドラマを継続して見る習慣が無いという個人的な理由もありますが、世代的な要素も大きいと言えます。*3Wikipediaによれば、『太陽にほえろ』の最高視聴率(40%!)を記録したのは、1979年7月20日放映回(第364話「スニーカー刑事登場!」)だということなので、やはり自分より少し上の世代〜1969年生まれの宇多丸さんや、1966年生まれの田島さんあたりが、まさに刑事ドラマに嵌っていた世代と言えるように思います。


実際、田島貴男の日記を見てみると…

ドラマ「相棒」がすごい人気だったり、「容疑者Xの献身」だとか、刑事ものが人気があるようだ。ということで、オリジナル・ラヴの来年早々のツアー“Holeshot Tour"も昨今の刑事ものの流行りにあやかり、刑事(でか)系でいこうか、前向きな検討が始まった。サブタイトルをつけて、"Holeshot Tour〜妄想刑事(もうそうでか)"にしようか、思案中である。

この日の日記は、刑事もののドラマについて、熱く語っています。さすが、自身のPV集に『太陽に吠えろ』と名付けたり、「二度目のトリック」のPVで刑事ドラマごっこをしたりするだけあります。あと、「夜行性/アダルト・オンリー」のシングルのジャケ(常盤響)とかもモロですね。

太陽に吠えろ [DVD]

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夜行性/アダルト・オンリー

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さて、日記は、こんな言葉で占められており、ここで言っている「刑事ものの新曲」は、ズバリ「大追跡」のことだったんだなあ、と今更ながらの発見があったわけであります。

オリジナル・ラヴの次期ツアーが「刑事もの」になるかどうかは、非常に不確かである。どこが刑事ものなんだっつーの、というふうになる可能性は極めて大である。
しかし今日ぼくは、刑事ものの新曲を確かに書いた。この曲を“Holeshot Tour〜妄想刑事(仮)"でやるかどうかも、いま検討中である。


ということで、まとめますと、2009年秋〜2010年明けにかけて、田島貴男が刑事ものモードでいたことは確かで、「大追跡」というマボロシの曲を残し、ライブに行った人には、鮮烈な印象を残し、ライブに行かなかった僕のような人には「ギターで撃ち合いって何?小学生?」と素朴な疑問を抱かせたことは確かです。ツアーは、言わば販促活動なので、グッズ*4以外に、やはり音源も必要。たとえそれが「大追跡」で無かったとしても、CDも売って欲しいところです。
「スチャダラ2011〜それぞれの秋〜」では、いろいろなお笑い芸人さん達との絡みもあって(笑いの面で)刺激を受けたようだし、ここで、敢えて『妄想刑事』というタイトルでミニアルバムっぽくしたりとか、そういうことにも期待しています!

11月発売予定 オリジナル・ラブ『妄想刑事』収録予定曲
1.大追跡
2.妄想刑事
3.カミングスーン featuring 木暮晋也(LIVE)
4.ドラキュラ(LIVE)

※ジャケットはこんな感じ。もちろん田島&木暮で。
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*1:アルバムに収録されなかった曲は、このあたりのエントリで確認できます→http://d.hatena.ne.jp/rararapocari/20110517/OL

*2:今回、いろいろ調べていて、「太陽にほえろ」や「名探偵コナン」で知られる大野克夫と、大野雄二が、ごちゃ混ぜになっていることに気がつきました。

*3:コントなどでパロディとして使われるものの方を多く目にしている気がします。

*4:ついにタオルが登場したということで非常に嬉しいです。